食べ物で心をケアする講座19

快感物質エンドルフィン

ランナーズ・ハイという現象を知っていますか?。中距離や長距離を走った選手が爽快で至高の快感を感じることをいいます。

ランナーズ・ハイはエンドルフィンが大量に分泌されることで起こります。

脳が自らつくるモルヒネのような働きをする天然の物質なので脳内モルヒネとも呼ばれています。(エンドルフィンは、快感やオーガズムの絶頂感、陶酔だけでなく、痛みを柔らげる鎮痛剤としても働きます)エンドルフィンはペプチドの総称です。(ペプチド:アミノ酸がいくつかつながったもの:エンケファリンとβ-エンドルフィンなど)

チロシンを多く含む食品

エンケファリンとβ-エンドルフィンはアミノ酸のチロシンからつくられます。ですから脳内でチロシンが不足すると快感や喜び、幸せを感じにくくなってしまいます。エンドルフィンの濃度が低い人は、快楽を感じるために特定の行為を行うようになり、依存症にかかりやすく、危ないことを好んでするようになる傾向が強いといわれています。

チロシンを多く含む食品

かつお(3g:81 mg当たり)、高野豆腐(19g 当たり:418 mg)、湯葉(4g:88 mg)、粉乳(脱脂粉乳)(5g:80 mg)、しらす干し(15g:225 mg)、ナチュラルチーズ(チェダー) (15g:210 mg)、きな粉(脱皮大豆) (10g:130 mg)、プロセスチーズ(20g:260 mg)、だいず(40g:520 mg)、しろさけ(すじこ) (90g:1080 mg)、ラッカセイ(33g:254 mg)

チロシンを豊富に摂取して幸せ上手になりましょう。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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