食べ物で心をケアする講座22

心と栄養素

気分よく過ごすためにはバランスのとれた栄養素が必要です。

人間は食事によって摂取した栄養素によって構成されているだけでなく、その働きを助け調整するホルモンや脳内物質、酵素etcも、また食事から摂取した栄養素によってつくられているからです。さらには食事によって摂取されたビタミン、ミネラルによっても直接調整されているからです。

体と心は食事で変わる
  • どんなものを食べているか?
  • どんなタイミングで食べているか?
  • どんな食べ方をしているか?
  • どんな組み合わせで食べているか? Etc

といった食との関わり方によって、体調だけでなく感情や思考といった人間性に関わる部分まで大きく影響されるのです。

イライラしやすい、落ち込みやすい、ネガティブに考えやすいなど性格になど、自分の性格について好きになれない部分がある場合、遺伝子や環境、人間関係などだけでなく食事について見直してみましょう。

チェック項目

チェック

  • 食事はインスタントや加工食品ではなく、新鮮な全体食(食材を丸ごと食べる)を中心としていますか?
  • 1日3度の食事には、魚介類、脂身の少ない肉類、鶏卵、大豆製品などの低脂肪、タンパク質を摂取するようにしていますか?
  • マーガリン、マヨネーズ、クッキー、ケーキ、スナック菓子、フレンチフライ、チキンナゲット、シュークリームなどには、多くのトランス脂肪酸が含まれています。
    トランス脂肪酸を含まないと特別に明記されていない限り、これらの食品の摂取を控えましょう。「水素添加」という表示があるとトランス脂肪酸が含まれている可能性が高いことを知っておきましょう。
    トランス脂肪酸は水素添加した植物油を扱う過程で人工的に生成される副産物です。トランス脂肪酸は、悪玉コレステロール、動脈硬化、心臓疾患、ガン、免疫機能、認知症、不妊、アレルギー、アトピーなどへの悪影響が報告されています。
  • 脂肪分と糖分ばかりで、カロリーは高いが、ビタミンやミネラルが極端に少ないジャンクフードばかり食べていませんか?
  • ファストリリース(血糖値を急激にあげる)リリースの生成された糖質、炭水化物ばかり取っていませんか?
    スローリリース(血糖値をゆっくり上げる)の食品を中心に食べて、血糖値を安定に保ちましょう。
  • 魚介類を避けていませんか?
    新鮮な魚介類にはDHA、EPAが入っています。できれば週3回は食べましょう。(週1回は青魚を食べましょう)
    「DHA」
    記憶力、判断力を向上する効果、アルツハイマー型認知症に対する効果、血流を改善する効果、視力を回復する効果、アレルギーを予防する効果、精神を安定させる効果「EPA」、生活習慣病の予防・改善効果、炎症を抑制する効果、アレルギー症状を緩和する効果、感染症を予防する効果、精神を安定させる効果
  • 茶、コーヒー、タバコ、アルコールなどの興奮剤を摂りすぎていませんか?

感情を安定させる栄養素

心を安定させるビタミン・ミネラル

ビタミンA(Βカロチンから)、ビタミンDビタミンE(トコフェロール)、ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンB1(チアミン)、ビタミンB2(リボフラビン)、ナイアシンアミド(B3)、ビタミンB6(ピリドキシン)、ビオチン、パントテン酸(B5)、葉酸、ビタミンB12(シアノコバラミン)、カルシウム、クロム、ヨウ素、鉄、マグネシウム、マンガン、モリブデン、亜鉛、セレニウムなど

心当たりがある方は食事、必要な場合はビタミンやミネラルのサプリメントで摂取してみましょう。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

関連記事一覧

ブログ

Q&A

コメント

この記事へのコメントはありません。


TOP
TOP