幸せを増やす講座64

呼吸と感情の関係

呼吸の効率をアップしよう

人間のエネルギー源の食物は消化器官のシステムを通過し、細かく分解されて栄養分となって血液の流れに吸収され、最終的に体の全細胞に届けられます。そして、その食物という燃料は「酸化作用」によってエネルギーとして使えるようになります。酸化に必要な酸素を集める肺で酸素は血管網を通じて体内のすみずみまで運ばれます。

体内のすみずみの細胞まで休みなく酸素を送り続けなければ人間は生きていけません。心と体が健康で元気一杯、自分らしくいるためには酸素と二酸化炭素を効率よく交換し効率よく使用しなければなりません。酸素の不足が起きると脳での糖代謝の効率が低下し、思考が停滞してネガティブな感情に陥りやすくなってしまうのは以前にも書きましたが、体の各臓器の代謝も同じ事です。

酸素と二酸化炭素の交換/使用効率をアップするためには・・

心肺機能の向上、静脈のサポート筋力の向上、血液の質の向上、エネルギー代謝機能の向上(酵素)、肺周辺の筋肉、姿勢維持に必要な筋肉の柔軟さと筋力の向上などを心がける必要があるでしょう。

パルオキシメータ

そのためにできること
  • 適度な運動を行う
  • ふくらはぎなどの血流をサポートする筋肉を増強するための脚の筋トレ、ウォーキング及びストレッチを行う
  • 鉄分を始めとする血液の質を高めるための栄養素をバランスよく摂る及びカロリー過多などから生じる血中酸素濃度のを避けるため暴飲暴食を避ける。
  • エネルギー代謝に必要な酵素が働くために必要な栄養素、ビタミンB群を積極的に摂取する
  • 生野菜、果物、生肉、生魚といった生の食材、漬物、納豆などの発酵食品を積極的にとる(酵素は48度以上の加熱で死滅してしまいます)(酵素の材料はアミノ酸や有機酸)
  • 消化酵素に負担をかけないように良く噛んで消化の良い食事を心がける(消化酵素をたくさん使うと代謝酵素が減ってしまいます)
  • お腹や体を冷やさないように心がける
  • 一回に肺に吸いこめる酸素の量を増やすためには、広背筋や腹筋など姿勢維持のための筋肉を鍛え、正しい姿勢を保てるようにする事
  • 肋間筋などの筋肉の柔軟性を保てるストレッチをすること
  • 普段から深呼吸をするなど横隔膜を積極的にトレーニングして吸い込む力、吐く力を鍛えること

濃度の高い酸素の補給をするために、森林浴に出かけたり観葉植物などを部屋に置くのも良いでしょう。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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