コミュニケーションで幸+する講座(補足3)

親和欲求

「私は人は一人が好き」「誰かと群れるなんてみっともない」そんな風に感じる人もいるでしょう。もちろん煩わしい人間関係から逃れて自由になったり、自分の好きな生き方、行動、振る舞いをしたいという欲求を人は持っていますが、それと同時に集団に属したいという本能的な欲求も持っています。

あまりにも人間関係が煩わしい体験を繰り返すと「一人でいたい」と感じるようになると思いますが、こうした「集団に属したい」という欲求を心の奥に押し込めてしまうと心のバランスが取れなくなってしまいます。

「一人になりたい」と思った時は注意して自分の心に語りかけてみましょう。「誰かと一緒にいたい」という自分はいないかと・・・人と関わることで人は多くのメリットを得られます。

メリットがあるからという理由のみで仲間や友人を求めるわけではありません。人は元々「親和欲求」(誰かと一緒にいたいという欲求)持っています。親和欲求には個人差があって、とても強い人とそうでない人の差は確かにあるようです。

一般的には女性(男性と比べると)や長男、長女、一人っ子は親和欲求強いといわれています。親和欲求があまりに強すぎると孤独を感じる場面が多くなって精神的に不安定になりやすいようです。親和的欲求が強すぎる人の中には一般的な情報ではなく、極端に人との関わりが多い人と自分を比べて自分は孤独だと判断する人も少なくありません。自分が孤独だと判断する前に一般的な情報を調べて比べることで自分の状況を客観的にとらえ直してみることが役に立つかもせいれません。

人脈・ネットワーク

人のネットワーク

人のネットワーク

人のネットワークは以下の3グループに分けて考えることができます。

  1. 家族・親友・配偶者(長期的に安定したメンバー)
  2. 近い親戚・職場や近所の友人(信頼できるメンバーだが、時間とともに変わることもある)
  3. 隣人・同僚・上司・遠い親戚など(時間とともに変化しやすく、やや疎遠な関係)

これらの3つのグループを合計した人数は平均24~25人といわれています。

また学生の頃よりも社会人になってからの方が友人は少なくなる傾向があり、親しい関係と呼べるのは学生時代で4.9人、30才代では2.9人(オリコン調べ)と減少する傾向があるようです。各グループごとに名前を挙げてみて、自分のネットワークを点検してみましょう。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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