初めはチョットの差

たくさんすれば上手くなるのです!

才能のある人を見て「あんな才能があったらよかったのに」なんて思った事はありませんか?
圧倒的な才能を目にして自分を情けなく思ったり、陳腐に思えてしまった経験はありませんか?
逃げるもちろん人にはそれぞれの才能があって、その才能にも差があるものです。
しかし、実際のところ、その差は思っているより小さいものなのです。

例えば・・

幼い頃、他の子より少しだけ優れている所があると、その事で褒められる事が多くなります。

例えば足の速いAくんはかけっこをするたび1番になって褒められるので走る事がドンドン好きになっていきました。

反対に足が遅いB君は走る度にビリになったり、ビリにならないまでも自分以外の誰かが褒められ注目されているのに、自分には誰も注目してもらえません。
寂しい思いをする度に走る事がドンドン嫌いになっていきました。

 

こうして、A君とB君の走るという事に対する見方に差が生まれていくのです。

走ることが好きになったA君は何かにつけて走るようになっていきます。
走り回る事が多いからドンドン足が速くなって、陸上部に入って一生懸命練習をするようになり、一流のアスリートへと成長していきます。

しかし、走る事が嫌いになったB君は生活の中で走る事もほとんどなく、動き回るのことさえも嫌いになっていくのです。

何かに取り組むと才能の差を感じることもあるでしょう。
もって生まれたものを変える事は出来ません。人生は不公平なものなのです。

でも、A君とB君の差は最初はホンのちょっとだけだったのです。
すごく優れている人は、少し才能が人よりあって褒められたから、それを好きになってたくさんたくさんやった人なのです。

かけっこをする子供

もしB君が何かのきっかけで(映画を見た、小学校の体育の先生が好きだったなど)走る事を好きになっていたら、B君もアスリートと呼べるレベルまで足が速くなっていたかもしれません。
そして運良く良いコーチについたり、自分に合ったトレーニング方法が見つかったら、ひょっとしたらA君よりも足が速くなっていたかもしれません。

もし、何かやりたい事や興味がある事を「自分には向いていない」と諦めていませんか?
「向いてる」か「向いていない」かを考えるより、「楽しめそう」か「好きになれそう」を考えてみましょう。
そして、「どうしたら楽しくなるか」「どうしたら好きになるか」についても考えてみましょう。

どんな事でも特例というものがありますから、「理屈を超えた才能」というのもあるでしょう。
しかし、ほとんどの場合、「才能の差」はちょっとだけなのです。

楽しんで、好きになれればたくさんたくさん練習します。
色々な工夫をして色々な人に出会う事になります。

楽しんで、好きになって自分の才能を開花させていきましょう。


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奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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