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運動が学習効果を高めてくれる

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ネーパーヴィル・セントラル高校0時限体育

自画像

アメリカのイリノイ州にあるネーパーヴィル・セントラル高校で行われた体育プログラムをご紹介させてください。

この高校では午前7時10分に体育の時間があります。
1時限目の前に行う体育の授業なので0時限体育と呼ばれています。

授業の前に運動することで読解力や他の成績を上げる取り組みです。
0時限体育は以下のようなプログラムで行われます。

0時限体育の内容

  • 体育館のトラックを走ります
  • 4周走る間1周ごとのタイムを計測します。
  • 
平均心拍数を185以上に上げる(心拍計で計測)ことと、できるだけ早く走ることを目標にして走ります。

老夫婦のウォーキング

最近に研究で運動することで脳のニューロンを結びつく作用が活発になることが分かっています。
学習するためには脳のニューロンが結びつきを作る必要がありますが、運動することが刺激となって脳が学習するための準備を整えて、意欲が生まれて能力が高まるということです。

特に有酸素運動は心身のシステムのバランスを整えて、能力を最大限にする準備(適応)をするためにとても有効だということがわかっています。

学習の前に運動をすることが学習効果を劇的に向上させるということに同意できない人も多いかもしれません。
しかし、0時限体育の授業を行ったネーパーヴィル203学区の1万9千人の生徒は成績が目覚しく向上したのです。
もちろん健康にもなりました。

最大心拍数(220-自分年齢)の80~90%の間で運動することで、運動後の気分がよくなったり、脳の学習機能が向上するのです。

ネーパーヴィル・セントラル高校の取り組みでは、学期末の読み書きテストで0時限体育に出た生徒と出なかった生徒では、成績の伸び率が6.3%の差が出たそうです。
さらに、運動効果が続いている2時限目に読み書きの授業を受けた生徒たちは8時限目に受けた生徒を圧倒して最高の成績を上げたそうです。

脳 2

人間の脳は大きく分けると3階層になっています。

脳幹や小脳といった生命維持や運動を司る脳の上に、大脳辺縁系と呼ばれる感情や感覚を司る脳、そしてその上に知的活動を行う大脳新皮質がかぶさる形で進歩してきたのです。
つまり、体を動かすことは脳を効率よく働かせるための基盤になっているということです。

ネーパーヴィル・セントラル高校の生徒たちは、0時限体育を通して身体の働きを学びながら健康な生活習慣を身につけ、感情や感覚を豊かにし成績を向上させたのです。
この脳(心)と体の結び付きは、人間の進化の過程から生まれたものなのです。

学習の前に運動をすることが学習効果を劇的に向上させたり、心の状態(意欲、気分など)にということに同意できない人も多いかもしれません。
しかし、世の中が便利になって人間が運動する機会が減少するに従って、メンタリティーの問題が増加していることも事実です。

体の健康だけでなく、心の健康のためにも体を動かす習慣をつけていきましょう。


岐阜市での習い事は「心のための習い事」
お会いできるのを楽しみにしています。