記憶力を高めよう

テーマを決めて色々探そう

記憶することが得意な人と苦手な人がいます。
遺伝的な要素、心因的な要素も関係しますが、脳力的な側面から考えると集中力を鍛えることで記憶力を向上させることができます。

アドバイスする女性

対象の記憶への残り方が

  • 刺激の強さ
  • 刺激の回数

と比例して強くなるからです。

つまり「刺激の強さ×刺激の回数=記憶の強さ」なのです。
刺激が強烈なら一回の刺激でも記憶に強く残りますが、刺激が弱いと何回も何回も繰り返さないと記憶に残りません。

それでは「刺激の強さ」は一体何で決まるのでしょうか?
それは「集中力」です。

集中力は興味があること、好きなことをしているときは高まります。
ですから興味があることや好きなことは記憶に残るのです。

何にでも興味を持ち、好きになれれば色々なことを覚えやすくなるということです。

情報を選ぶ虫眼鏡どんなことでも肯定的な側面に目を向け、興味を持てる部分や好きになれる部分を探す癖をつけることで記憶力はどんどん良くなっていきます。

また、日常のトレーニングでこの集中力を向上させるためには、「何かを選び出す」というトレーニングがオススメです。
ウォーリーくんを探せ」というというウォーリーくんを探す絵本が流行りましが、日常生活の中で同じようにたくさんのものの中から自分が決めた特定のものを探すトレーニングをするのです。

  • 音楽を聴くときギターの音だけを意識して聞き取る
  • 人混みの中でボーダー柄を着ている人を見つけ出す
  • 食事のときに隠し味を見つける
  • 目を閉じてアロマオイルを嗅いでオイル名を言い当てる

など五感を使って様々なものにフォーカスして選び出しましょう。

このトレーニングを続けることで集中力が向上し、同じ経験の中から受ける刺激が強化され記憶に残るようになっていきます。

興味を持ったことに意識を向けて選び出し、そこから強い刺激を集める脳力がオプティマイズされるからです。


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奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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