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食べ物と性格5

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心とアミノ酸

脳の性質は何を食べたかによって変化します。
食べたものが腸管から吸収され血液に溶け込んで、栄養素として血液によって脳に運ばれた後、それを材料として様々な活動が行われるからです。

大工さん

脳での栄養素使い道

  • 神経細胞に電気を発生させるためのエネルギー
  • 脳の働きをコントロールする脳内物質の材料
  • 細胞が分裂して増殖するための材料として

食た物が脳を作り心身を動かすエネルギーを作っています。

脳は約1千億個の神経細胞でできていて、情報は電気信号によって神経細胞間に伝わります。
この時、神経細胞の隙間を電気信号が飛び越えるために神経伝達物質が使われます。
情報が神経細胞間を伝わることで思考が発生して感情が生まれるのです。

ですから脳内伝達物質の量やバランスが最適化されていないと思考能力が低下して、特定の考えに縛られたりしてしまうため、ネガティブな感情が続いてしまうことになってしまいます。

反対に言えば脳内物質の量やバランスが最適化最適化されていることで、思考力が高まって適応力が高まり、ポジティブな感情を維持しやすくなるのです。

脳内物質のバランスを最適化するためには、様々な状況に応じて必要な伝達物質が脳内に供給されなければなりません。
脳内物質の材料として必要な栄養素が不足してしまうと、その時必要な伝達物質が作れなくなってしまうので、神経細胞間を電気信号がうまく流れなくなってしまうのです。

つまり食事から摂取する栄養の量やバランスが最適化されていないとイライラ、不安、怒り、焦りなどを感じやすくなってしまうのです。
こうした状態が長期化すると、心の病(うつ病、不安症候群など)になって日常生活に支障がおこることもあるのです。

アミノ酸と心

伝達物質の種類

脳内で活躍する伝達物質は「1.アミノ酸」「2.アミン」「3.ペプチド」の3種類に分類できます。
「アミン」と「ペプチド」は「アミノ酸」から作られるので、アミノ酸が思考や感情を作り出す最重要物質」だといっても過言ではないのです。

  • アミノ酸を伝達物資に変換するのは酵素の力ですが、この酵素が活躍するにはビタミンとミネラルが欠かせません。:別途解説)

アミノ酸の働き

  • 細胞(組織、臓器)の原料となる
  • 体の成長と修復に使われる
  • 酵素の構成成分となる
    食物の消化、伝達物質、ホルモンの生産に必要
  • 脳、内分泌系、免疫系を連動させる
    脳の情報を伝える脳内伝達物質、内分泌の伝達物質であるホルモン、免疫系の伝達物質であるサイトカイン生産に必要
  • エネルギーとして使われる
    ブドウ糖の原料になる糖類が不足した時など、必要に応じてブドウ糖に変換されてエネルギーとして利用使われる
グリコーゲンとして肝臓や筋肉に貯蔵される

天然に存在するのは20種類のアミノ酸です。そのうち、人体で作ることのできないトリプトファン、リジン、スレオニン、バリン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、フェニルアラニンといった8種類を必須アミノ酸と呼んでいます。

必須アミノ酸の消費量は生活習慣や状況によって大きく変化します。
状況によって不足しがちなアミノ酸を適切に選べるようになることで、心身を状態を安定しやすくなることを覚えておきましょう。