自律神経の働きを調えよう

自律神経とは?

生命維持のの活動をコントロールしている自律神経は、意識していなくても内臓や呼吸などの生命活動をコントロールしています。交感神経と副交感神経という反対の働きをする二つの神経からできています。そしてこの2つの神経のバランスが崩れてしまうと、心と体が上手く働かなくなってしまいます。

交感神経と副交感神経の働き

 

交感神経

項目

副交感神経

活発化

体の活動

鎮静化

高揚

気持ち

リラックス

血管が収縮

血行が悪くなる

血圧が上がる

血液純循環

血管が拡張
血行が良くなる

血圧が下がる

筋肉が緊張

筋肉に血液が送り込まれる

筋肉

筋肉が弛緩

血液が全身に行きわたる

内臓が緊張

消化、吸収機能低下

内臓

内臓がリラックス

消化、吸収機能の向上

下がる

体温

上がる

乱れる
(浅く、速くなる)

呼吸

安定する
(深く、ゆっくりになる)

乱れる

ホルモン分泌

安定する

低下

代謝

向上

仕事
運動
テレビ
怒る
不満
イライラ

活発になる時

趣味
お風呂に入る
深呼吸
森林浴
笑う
優しい気持ち

現代人の傾向

怒り・ストレス

自律神経は時間帯・心の状態・環境・姿勢・呼吸の仕方などによって、交感神経が優位になったり副交感神経が優位になったり・・1日のうちでなんども切り替えをしています。ただし現代人は交感神経が優位になるような状況が多くなっていること、40代を過ぎると副交感神経の働きが急激に低下し20代の頃の2/3程度になることから、交感神経の働きが過敏になっている人が多いのです。交感神経が過敏になると

代謝が下がり太りやすくなる、冷え症になる、疲れややすい、肌のトラブルが増える、起きられない、心が不安定になる(イライラ、やる気が出ない、物事が続かない、行動力が低下する)など

問題が生じます。

生活習慣を見直そう

自律神経のバランスを調えて心と体の健康状態を向上させましょう。寝る直前までテレビ見たりパソコンを使って交感神経を刺激すると交感神経が過敏ななったまま眠ることになるので、心と体を十分に休めることができません。夕食後はくつろいでゆっくりと入浴しリラックスする時間をとるように心がけましょう。運動後は副交感神経が優位になりやすいので適度な運動をする習慣をつけましょう。毎日の生活習慣が心と体を創ります。副交感神経を活性化する習慣を身につけてください。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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