コミュニケーションで幸+する講座6

説得の仕組み

許容範囲
許容範囲と拒否範囲

許容範囲
受け入れ変化できる範囲の提案
NCA(ノー・コミットメント・エリア)
同意はするが影響を与えられない範囲の提案
拒否範囲
怒らせたり行動や思考を強化させてしまう範囲の提案

多くの人は一度に変化しようとします。ある日決意をしたら、その瞬間から変化ができると考えるからでしょう。しかしほとんどの場合決意をしても変化できず失敗し、「苦手意識」がついてしまって「自分には無理だ」と感じるようになってしまいます。ポジティブになろうとする人、前向きな変化を求める人の多くはこうした失敗を繰り返して自分の可能性を低く見るようになっていきます。
潜在意識の説得
チェック
しかし良く考えてみてください。誰かを説得する時にいきなり自分の意見を押し付けたらどうなりますか?ほとんどの場合相手を怒らせてしまうか、その行動を強化させてしまうことになるでしょう。人を説得する時は相手の許容範囲内提案をして、それを受け入れ繰り返してもらって、その提案が習慣化(3ヶ月程度程度)してから、もう一段階大きな変化を提案するということを繰り返すことで相手を説得した方が確実です。
自分自身が「変化する」ということは、顕在意識から潜在意識への説得ですから、他者を説得する時と同じように、「許容範囲の提案→繰り返し→定着というプロセスを繰り返していく方がずっと効果的です。

ですから、自分が望む状態になれない、どうしてもポジティブになれない場合、潜在意識へNCAや拒否範囲の提案・説得をしていないかをチェックしてみましょう。変化は今の自分にちょうど良い今できる最大限を繰り返して段階を踏んで確実に起こしていきましょう!!他者を説得するコツも自分を説得する方法も仕組みは同じです。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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