自律神経と心と体の関係

自律神経のトラブルタイプ

自律神経の働きの乱れからくるトラブルは、大きく分けて3つのタイプがあります。

自律神経のトラブルタイプ
  1. 交感神経過剰タイプ
  2. 切り替え不全タイプ
  3. 自律神経疲労タイプ

交感神経過剰タイプ

交感神経の働きが過剰になっているタイプです。

交感神経過剰タイプの症状
  1. ちょっとしたことでイライラしたり緊張する
  2. 血流が悪く筋肉が硬くなって肩こりや筋肉の張りを感じやすい
  3. 内臓の働きが悪い
  4. 新陳代謝が悪くなり太りやすくなったり肌のトラブルが出やすい
  5. 良く眠れないなどの症状がでたりします。

交感神経の働きが過剰になっているため絶えず攻撃モードになっているので筋肉へ血流を集めようと体が働き内臓や筋肉への血流がが悪化するため様々なトラブルが生じます。

対策
  • 就寝前はテレビやパソコンを控え、ゆっくりリラックスする時間を取りましょう。
  • 深く呼吸ができるように胸や肩甲骨回りの筋肉をストレッチし、できるだけ深く大きな呼吸を心がけましょう。
    吐く息を吸う息の2倍以上の時間をかけてゆっくり深呼吸することで副交感神経の働きを活性化し交感神経を落ち着かせることができます。
  • 38度~40度程度のぬるめのお風呂にゆっくりとつかるようにしましょう!!
  • ゆっくりと話したり、動いたり、穏やかな風景や音楽を聞くのも良いでしょう。
  • 食後は温かい飲み物を摂るように心がけましょう。

自律神経

切替え不全タイプ

不規則な生活で交感神経・副交感神経の切り替えが上手にできなくなっているタイプです。

切替え不全タイプの症状
  1. やる気が出なくなり動くのを面倒くさく感じる
  2. 内臓の働きや新陳代謝が悪くい
  3. 太りやすい
  4. 肌のトラブルが出やすい。

運動不足や活動不足で副交感神経→交感神経の切り替えが上手くできなくなっている場合も多いようです。

対策
  • 規則正しい生活を心がけましょう。
  • 朝起きたらカーテンを開けて太陽の光をタップリ浴びるようにしましょう。
  • お散歩をしたり軽いストレッチなどをしましょう。
  • 1日のスケジュールを立てて起きる時間、食事の時間、お風呂や運動、就寝の時間を一定に保ちましょう。
  • 朝食は必ず取るようにしましょう!!

疲れ

自律神経疲労タイプ

交感神経・副交感神経ともに疲労して働きが悪くなっている状態です。

切替え不全タイプの症状
  1. いつも体がだるくて疲れやすい
  2. 冷え性
  3. 脂肪がつきやすい
  4. 落ち込みやすく感情が不安定

代謝が低下して体全体の活動が停滞しています。

対策
    • 基礎体力のアップのために軽いストレッチやウォーキングなどを習慣づけましょう。
    • 姿勢に気を付けて猫背にならないように背骨をまっすぐに伸ばし胸を張りましょう。
    • 鏡をみて骨盤の傾きをチェックしましょう。
      骨盤がゆがみをチェックしてください。骨盤まわし体操や腰を前後・左右に振るなど、骨盤周りのエクササイズを取り入れてみましょう。
    • 脳内物質セロトニン(安心を感じさせてくれる)やドーパミン(幸福感を感じさせてくれる)の材料、トリプトファンやチロシンといったアミノ酸を摂取するため肉や魚などのタンパク質、エネルギー代謝に必要なビタミンB群をタップリを摂るように心がけましょう。B1の多い食品は穀類の胚芽、豚肉、レバー、豆類など、B2の多い食品は、レバー、卵、大豆、乳製品、葉菜類など、B6の多い食品は、かつお、まぐろなどの魚類、レバー、肉など、B12を多い食品は、魚介類やレバーなど

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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