今の自分って?
今の自分にどうやってなったのでしょうか?親の遺伝子、環境、経験・・様々な要素が今の自分をつくってきたはずです。人は生まれる場所や時間、環境などを選ぶことができません。どんな親の元に生まれて、何を経験するのか、環境的な要素も子供のうちは選ぶことができません。
だからこそ
- 私は〇〇な人間だから・・・
- 私にはそんな風に思えない
と考え、今現在の感じ方をする自分が本当の自分で変えることができないものと感じてしまいがちです。
自分を育てる
しかし人はなりたいと望んだ人間になれます。もちろん特別な才能がなければできないこともあるでしょうが、一般的な性質・性格・感覚・感情といったものを決定づけるのは遺伝子だけではありません。一説によると人間の性格的性質に与える遺伝子の影響はホンノ数%に過ぎないともいわれています。環境や経験などの要素が人を作って行くのです。
子供の頃と違って大人になればなるほど、自分をどんな環境に置いて、誰と付き合い、どんなものを見て、どんな経験をするのか・・自分で選択することができるようになっていきます。自分が選択して自分に与えた刺激や環境によって行動や感じることが変わってきます。繰り返し感じると、感じ方の強さや自分がどんなことに心地よさや快を感じるかが変わってきます。
もちろん簡単な事ではありません。繰り返し繰り返し行う必要がありますし自分が望む感覚が得られずに嫌になるかもしれません。
それでも繰り返し繰り返し、反復して行うことでなりたい自分に近づいて行けるのです。
初めてサッカーをした時に思った通りにボールは蹴れません。自分の下手さ加減に嫌気がさすかもしれません。でもサッカーを楽しいと思えれば、繰り返し、繰り返し練習して次第に上手になっていくはずです。もちろん自分が本当に望んでいること(楽しいこと)だからできるのです。
ですから、まず自分がどうなりたいかを明確にして、そうなったらどんな素敵なことが起こるのかを詳細にイメージしてみましょう。筋トレやスポーツの練習も感覚、感情の練習(神経系、ホルモン系、伝達物質系)の練習も同じです。
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