脳の疲労への誤った対処方法4
こんなことしていませんか?
多くの人が疲れが溜まったと感じると元気を出してやる気を起こそうと興奮剤(カフェイン、ニコチン、白砂糖etc)を使います。タバコ吸ったり、コーヒーを飲んだり、甘いものを食べて対処しようとする方は多いでしょう。
これらの興奮剤は効果を体感しやいので安易に用いる方も少なくないのですが多用すると問題が発生します。
チョコレート
チョコレートには多くのカカオ含まれています。(主成分はテオブロミン、副成分:カフェイン)
チョコレートを食べることで気分が向上するという実験結果も出ています。
またチョコレートには気分を向上するフェニルエチルアミン(ドーパミンやアンフェタミンに化学構造がにています)を含まれています。フェニルエチルアミンは恋愛中(特に恋愛初期)に脳内で大量に生産されるので「恋愛物質」とも呼ばれています。
テチオブロミンとフェニルエチルアミンは、どちらも脳内でドーパミンを放出させるので、チョコレートを食べるとハッピーな気分になれます。
ですから嫌なことがあった時、気持ちを前向きにした時などにはチョコレートを食べることが有効です。
しかし、これらの物質は依存性も強いですから食べ過ぎには注意してください。
カフェインや白砂糖についてはこれまでにも書きましたが、脂肪が大量に含まれていること、依存性が強いことなども意識しておきましょう。
依存としつけ
子供のしつけをする時、ご褒美としてチョコレートや甘いお菓子を使う人がいます。しかし白砂糖、チョコレートは、先にも書いた通り依存が強い食べ物です。
子供が成長する時に、ご褒美としてチョコレートや白砂糖タップリの甘いお菓子を与えると、チョコレートや白砂糖の依存性に加えて子供の頃の喜びや嬉しい記憶として潜在意識に記録されてしまいます。そうなると辛いことがある度にチョコレートや甘いお菓子を大量に食べることで自分を慰めようとする傾向が強くなってしまいます。
子供へのご褒美にチョコレートや甘いお菓子を使うときはこのことを頭において適度に使うようにしてください。
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