太いの血管を押して血流アップ
ひざ裏には膝窩動脈(しっか動脈)、足の太ももの所には大腿動脈という太い血管があり、これを押すことで血管の流れが改善できます。
血液の流れを改善すると、コリや冷え性、便秘などの効果が期待でき、代謝がアップするので痩せやすい体になっていきます。
また、血行が良くなって体温が上がると、副交感神経が活性化されて自律神経の働きのバランスがとれてきます。
そうすると食欲中枢が正常に働き始め満腹感を感じやすくなるので、食べ過ぎを防ぐこともできます。
ひざ裏は重い体重を支えるため緊張しやすくコリやすい場所です。
ひざ裏の血流を改善できると、ひざ裏にある大きな筋肉「大体四頭筋」が柔らかさを取り戻し真っすぐに伸びます。
この筋肉は骨盤にくっついているので骨盤が正しい位置に戻り、背骨も真っすぐになっていきます。
姿勢が良くなることでさらに体温がアップして代謝が上がり、自律神経がととのい体調が良くなってきます。
また、血流が良くなることで老廃物が流れやすくなるので、むくみや疲れが残りにくくなります。
また、全身に栄養が行きわたるので、細胞が活性化し、美肌やアンチエイジング、思考力のアップに伴う気分の改善も期待できます。
膝裏の血管の押し方
- 両手の親指以外の指先で血管を垂直に五秒間押します。
血管を傷つけないように指の腹を使いましょう。
強く押しすぎないように気をつけましょう。
ドクドク流れる血管を探しましょう。 - ゆっくりと手の力を抜きます。
この時、血管の中で圧迫されて止まっていた血液が一気に流れ出すイメージをしてみましょう。 - ひざ裏を優しく上下に10秒間さすります。
1~3を10回繰り返しましょう。
鼠蹊部の血管の押し方
- 腰骨より体の中心側にある大腿動脈を探し親指以外の指で5秒間押します。
ドクドク流れる血管を探しましょう。 - ゆっくりと手の力を抜きます。
この時、血管の中で圧迫されて止まっていた血液が一気に流れ出すイメージをしてみましょう。 - ひざ裏を優しく上下に10秒間さすります。
1~3を10回繰り返しましょう。
疲労から素早く回復する大きなポイントは血流量のアップです。
血流量が増えることで栄養素が運ばれ部位の修復がスムーズに進行するとともに、疲労ヵ所に溜まった疲労物質を血液が効率よく運びだし排出できるようになります。
血流量を改善して素早い疲労回復を目指しましょう。
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