幸せを増やす講座95

積極的休息と消極的休息

休息と聞いてどんなことを思い浮かべますか?多くの人が「何もしないこと」や「寝ること」を思い浮かべるようです。これらを「消極的休息」といい、体を「使わない」ことを目的とした休息方法です。

この休息方法だと、普段理論的な仕事をしている人で、横になって休んでいる時も仕事のことを思い浮かべ論理的思考をしていると、体の中で使っている脳や神経回路など論理的思考に必要な部分は普段と同じように使い続けていますから、その部分は全く休息していないことになります。むしろ何もしないことで考え事が増え、普段より疲れてしまうかもしれません。運動をして疲れたから何もしないで横になっていると、筋肉が硬くなり血行が低下して、筋肉中に溜まった乳酸が残留して疲れが返って残ってしまうこともあります。こんな人には「積極的な休息」が必要です。

論理的思考をし続けた神経系の疲労の場合、感覚的な作業をすることで、論理的思考に使用する論理的思考に使われる部分を休息させましょう。例えば、コンピューターのプログラムを作っている人は、休日には絵を描いたり楽器を演奏したりしてみましょう。

普段同じ姿勢ばかりをとっていたり、体を使わなかったりする人の場合、体を伸ばしたりや普段使わない体の部分を使いましょう。ストレッチをしたりマッサージをしたり、ゆっくりとお風呂に入ったり・・筋肉の硬さをとって血流を改善を目指しましょう。

食事にも気を使いましょう。栄養のバランスを考えて食事をすることはもちろん、普段ストレスを感じている人はビタミンCやパントテン酸、カルシウムなどを積極的に摂取したり、体の疲労を感じやすい人は、ビタミンB群を積極的にとったりするなど、自分の体にとって必要な必要な栄養素を知って、必要な人はサプリメントなどで補給しましょう。

スケートボード

疲労を回復させるために、休日は「何もしない」という「消極的休息」だけでなく、今自分に何が必要かを知って積極的に心身の疲労を回復させる「積極的休息」も休息の選択肢に加えてみましょう。

もっともっと元気でアクティブな自分が発見できるはずです。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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