喫煙習慣を見直そう
平成20年調査で日本人の喫煙率は約20%でした。
男性36.8%で減少傾向ですが、女性は9.1%で増加傾向があります。喫煙する理由として
- 頭がスッキリする
- 気持持が落ちつく
寝起きに吸う人と頭がスッキリしたように感じて、寝る前に吸うと気持ちが落ちついて寝つきがよくなるからといいます。
タバコに含まれているニコチンには多くの作用があるので、タバコには覚醒作用も鎮静作用もあるのですが、どちらかといえば覚醒作用の方が強く現れます。
ですから寝る前にタバコは吸わないようにすることをおすすめします。
ニコチンは体内に入ってから2時間はその効果を発揮し続けます。
つまり寝る前の2時間の間にタバコを吸うと、入眠できなくなったり、眠りの質が低下してしまうのです。そのためタバコを吸う人は吸わない人に比べて睡眠時間が短い傾向があるのです。
喫煙者の睡眠
- 睡眠時間
喫煙者は布団に入ってから寝つくまでの時間が非喫煙者と比べて約5分長く、睡眠時間も約14分短い - 睡眠の質
喫煙者は非喫煙者と比べて浅い睡眠が24%多く、深い睡眠が14%少ない - 睡眠障害
喫煙者は睡眠時無呼吸症候群になる確率が非喫煙者の2.5倍
「寝つきが悪い」「よく眠れない」「熟睡感がない」といった睡眠に不満を持っている方はも禁煙を考えてみてください。
ただし、禁煙を始めると数日間はニコチンの禁断症状が起こるので、夜中に目が覚めたり日中の眠気が強くなったりします。
そんな時はニコチンパッチを貼って眠ることで、そのような睡眠の質の低下を緩和できます。
自力で禁煙ができない人は禁煙外来を受診したり、禁煙カウンセリングを受けてみましょう。
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