変化のための早道

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大人にはコツコツが早い

幸せ力講師
子供は物覚えが早いものです。
10歳ぐらいまでの子供には潜在意識と顕在意識を区分けするクリティカルファカルティと呼ばれる仕切りがなく、顕在意識というフィルターがないからです。

子供は潜在意識がむき出しのまま暮らしているのです。
子供の経験や記憶はダイレクトに潜在意識の中に飛び込んで定着します。

だから大人と比べて吸収や成長のスピードが早いのです。
しかし、潜在意識は感覚的で繊細なのでとても傷つきやすく、ある程度の成長が終わると自分自身を守るために、クリティカルファカルティーと呼ばれる意識の壁を作り、顕在意識という意識のフィルターを創って、不必要な情報が潜在意識に定着してしまわないようにします。

しかし思春期ではクリティカルファカルティーが脆弱な上、顕在意識というフィルターも成熟していないため、ショックな出来事があるとそれが潜在意識に入りこんで定着してしまいます。

顕在意識と潜在意識の関係

大人になるとクリティカルファカルティーが強固になる上、顕在意識のフィルターも成熟してくるので、生死を分けるような過激な出来事を除いては、顕在意識のフィルターが潜在意識の価値リストに従って、「自分に必要な情報」だと判断しない限り、その情報が潜在意識に到達しないように除外してしまいます。

ですから、大人は新しいことを覚えたり、変化することが苦手なのです。
(催眠術は一時的にこのクリティカルファカルティーを弱めて、潜在意識に情報を流し込む技術です。ただし、1度や2度催眠術を行なっても、意識の異物として扱われ排出されてしまうので、定着することはありません。)

ただし、年齢を問わず、潜在意識に情報を定着させる方法があります。
それはコツコツ繰り返すことです。変化が遅いのでじれったいかもしれませんが、大人にとっては変化するために最も確実で最も早い方法です。

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クリティカルファカルティーは繰り返し繰り返し体験したことは「本物の情報」として通過させてしまうからです。
大人は生死を分けるような出来事が起こらない限り、簡単には潜在意識への新しい種類の情報や体験は記録されません。

そんな雲をつかむような出来事を待つより、コツコツ繰り返したほうが、圧倒的に素早い変化が起こるのです。
最近では脳科学の研究が進んで2200時間同じ体験をすると、それに見合った脳の回路が定着することがわかっています。

もし、大人が何かの変化を求めるなら、コツコツ根気よく続けることを目指してください。


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奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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