アミノ酸の働き
前回はアミノ酸と心の関係について触れました。
今回はその続きをお話ししたいと思います。
アミノ酸の5つの働き
- 細胞(組織、臓器)の原料となる
- 体の成長と修復に使われる
- 酵素の構成成分となる
食物の消化、伝達物質、ホルモンの生産に必要 - 脳、内分泌系、免疫系を連動させる
脳の情報を伝える脳内伝達物質、内分泌の伝達物質であるホルモン、免疫系の伝達物質であるサイトカイン生産に必要 - エネルギーとして使われる
ブドウ糖の原料になる糖類が不足した時など、必要に応じてブドウ糖に変換されてエネルギーとして利用使われる グリコーゲンとして肝臓や筋肉に貯蔵される
天然に存在するのは20種類のアミノ酸です。
そのうち、人体で作ることのできないトリプトファン、リジン、スレオニン、バリン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、フェニルアラニンといった8種類を必須アミノ酸と呼んでいます。
必須アミノ酸の消費量は生活習慣や状況によって大きく変化します。
アミノ酸の不足が生じると、1から5の働きが弱まってしまいます。
アミノ酸不足は心と体の機能低下をもたらすということを覚えておきましょう。
状況によって不足しがちなアミノ酸を適切に選べるようになることで、心身を状態を安定しやすくなることを覚えておきましょう。
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