アミノ酸の働き
前回はアミノ酸と心の関係について触れました。
今回はその続きをお話ししたいと思います。
アミノ酸の種類
タンパク質の材料になるアミノ酸には、脳を興奮させるアミノ酸、脳を鎮静させるアミノ酸など種類によって脳への働きかけが異なります。
つまりアミノ酸のバランスによって脳の興奮状態が変わってくるので、不安や心配などのネガティブな感情、嬉しいやワクワクなどのポジティブな感情の感じやすさが変わってきます。
アミノ酸のバランスによっても感じやすい感情に大きな変化があるということです。
必須アミノ酸
体内では合成されないので、必ず食物から補給しなければならないアミノ酸です。
バリン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、リジン(リシン)、フェニルアラニン、トリプトファン、スレオニン(トレオニン)、ヒスチジンがあります。
非必須アミノ酸
体内で合成できるが、様々な働きがあるため、摂取したいアミノ酸です。アルギニン(小児では必須アミノ酸に含まれる)、グリシン、アラニン、セリン、チロシン、システイン、アスパラギン、グルタミン、プロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸などがあります。
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