免疫力
免疫力とは病気に対抗して体を守ろうとする力のことです。免疫力を高めると病気になりにくくなります。日常生活では私たちの周りには様々な種類のウィルスや細菌が存在していますが、免疫力がその脅威から守ってくれているおかげで健康な毎日が過ごせています。しかし、免疫力は20歳前後がピークで、その後は少しずつ低下していきます。それに加え免疫力を低下させる生活習慣やストレスによって本来の免疫力を出せなくなってしまっている人も少なくありません。免疫力を高めるためにできることを理解して、できることから毎日の生活に取り入れていきましょう。
免疫力を上げるためにできること5
筋肉を増やすトレーニング
筋肉量と免疫力には相関関係があって筋肉量を増やすことが免疫力の向上に繋がることは、すでにお話ししました。今回は筋肉を増やすためのトレーニングについて考えてみたいと思います。
筋トレ(ウェイト、加圧)
筋肉を増やすためには筋力トレーニングを行うことが一般的です。ただし重いウェイトを使うウェイトトレーニングを行う場合、安全と効果を両立させるための知識が必要です。闇雲にウェイトトレーニングを行っても効果が上がらないばかりか、無理をしてケガをしてしまうこともあります。ウェイトトレーニングを行う場合はケガをしないように細心の注意を払いながら、正しい知識とスキルを身につける努力が必要です。
それらを負担に思う人はトレーナーなどのサポートを受けることをお勧めします。また一般のウェイトトレーニングの1/3から1/5程度の負荷で効果を出すことができる加圧トレーニングもおすすめです。基本的に加圧トレーナーのサポートを受けながらやる必要がありますが、ケガをしにくい上に、成長ホルモンや一酸化窒素など分泌が促されるので、肌や血管などのアンチエイジング効果も期待できます。ウェイトトレーニングと比べて短時間で効果を出せることもお勧めポイントです。
EMS
ウェイトトレーニングにしても加圧トレーニングにしても目的の筋肉を意識して動かすことができないと望まない筋肉が肥大したり、せっかくトレーニングを行っても効果を感じられないものです。普段から意識していない筋肉をトレーニング中に動かすことは実はとても難しいのです。また関節を固定したり体幹を支える筋肉が弱いと動作が安定しないため筋肉を肥大させる効果がある程度のウェイトを上手に扱うことができません。
そんな人は、まずEMS(電気を使って筋肉を収縮)を使うことで、筋肉を動かしすと同時に、関節を固定したり体幹を支える筋肉を強化すると良いでしょう。動作が安定して適切なウェイトを扱えるでようになるだけでなく、ターゲットの筋肉の動きを意識しやすくなるためトレーニング効果が向上します。EMSとウェイトトレーニング、加圧トレーニングを組み合わせても良いでしょう。
マルチカレント・アクティブ
2019年に医療機器メーカーの老舗伊藤超短波(2020年東京オリンピックでは選手のサポート企業になっている)が開発し特許出願中のマルチカレント・アクティブという全く新しい電気があります。この電気を使った状態で簡単な動作をすることで、使えなくなっている筋肉をしばらくの間使えるようにすることができます。
トレーニング前に使うことで効率よく筋肉を鍛えられるだけでなく、運動量が増加し代謝も向上します。また定期的に行うことで、それまで使えていなかった筋肉を使えるようになり運動量が増加するため筋肉の増加・減少予防に役立ちます。
音波トレーニング
振動マシンは振動板の上に立って体に振動を与えることで筋肉を鍛えることがます。小刻みな振動を受けながら姿勢を維持することで筋肉を収縮させてを鍛えます。音波トレーニングは振動マシンの周波数(振動数)をコントロールすることで部位(首、胸、腹、お尻、太腿、ふくらはぎ、インナーマッスルなど)に振動を集中させて効果的にトレーニングができるマシンです。
振動数をコントロールすることでトレーニング部位を調整できるため、筋力トレーニングのスキルがあまりなくても効果を出しやすいことが特徴です。ストレッチの補助にも使えるため、硬くなった筋肉をほぐして血流を改善することにもつながります。
個人の体力やトレーニングスキルに合わせて「継続できる」トレーニング方法を選ぶようにしてください。
少しきつい程度の適度な運動をすると血流が良くなります。免疫細胞が作られる骨髄への血流量が増えて免疫力アップにつながります。ただし激しい運動をすると逆に免疫力を下げてしまいます。その理由は筋肉組織にダメージを与えてしまうから・・。筋肉の修復に免疫細胞が集中して本来の働きであるウイルスや細菌を撃退する力が低下してしまうのです。
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