健康と美と幸せを科学する講座(2-4)

免疫力

免疫力とは病気に対抗して体を守ろうとする力のことです。免疫力を高めると病気になりにくくなります。日常生活では私たちの周りには様々な種類のウィルスや細菌が存在していますが、免疫力がその脅威から守ってくれているおかげで健康な毎日が過ごせています。しかし、免疫力は20歳前後がピークで、その後は少しずつ低下していきます。それに加え免疫力を低下させる生活習慣やストレスによって本来の免疫力を出せなくなってしまっている人も少なくありません。免疫力を高めるためにできることを理解して、できることから毎日の生活に取り入れていきましょう。

免疫力を上げるためにできること11

食事でできること

丸ごと食べること

小魚などの小さなものは身体全部をいちどきに食べられます。丸ごと食べることで様々な栄養素をバランス良く摂ることができます。

発酵食品・粘膜強化食品を食べること

味噌、納豆、キムチ、チーズ、ヨーグルトなどの発酵食品は、その土地、その場所にいる微生物の作用で生まれた食品です。昔から発酵 食品は長寿のもととして世界各国で食べられています。発酵を促す善玉菌の作用が 腸内を活発にして免疫力を高めてくれます。腸内細菌のバランスを整えるヨーグルト、漬物、味噌といった発酵食品や、食物繊維、オリゴ糖は、免疫を担当する細胞のバランスを改善すると考えられています。また、食物繊維をエサとして増える酪酸菌も、酪酸を生成して腸の粘膜を修復し、免疫機能を高めてくれます。粘膜を強化する栄養を摂りましょう。

ビタミンA(レバー、うなぎ、チーズ、卵、ホタルイカ、ギンダラ、モロヘイヤ、人参、ほうれん草、南瓜、こまつななど)、ビタミンE(すじこ、めかじき、ギンダラ、ぶり、さんま、アーモンド、モロヘイヤ、カボチャ、アボガド、ブロッコリーなど)オメガ3(魚、えごま油、しそ油、亜麻仁油、くるみ、緑黄色野菜、豆類)、ムチン。ムチン(納豆・山芋・里芋・オクラ・なめこ・蓮根・モロヘイヤなど)などを食べる。口腔内を清潔に保つ(歯磨き、口腔内の定期検診など)、ストレスをためない、生活リズムを保つなど生活習慣に気を配ることも大切です。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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