マクロビオティックとは?

マクロビオティック3つの基本
1一物全体
大地の恵みをあるがままに丸ごといただく
いわゆる皮をむかない、芯や根、種なども調理工夫していただくということです。例えばお米・・・。お米は精白せずにそのまま玄米でいただきます。 なぜなら玄米のもみや胚芽には栄養がたっぷり含まれているからです。白米にしてしまうのはせっかくの栄養を捨ててしまうようなもの。
野菜もそう・・・。皮や芯には栄養がたっぷり含まれています。捨ててしまうのはもったいない。 だから皮をむかず野菜も丸ごといただくのです。えっ!と驚かれるかもしれません・・・。農薬が残っていて不安を感じるかもしれません・・・。だから意識し気付き始めるのです。口にするものだから必然と無農薬野菜・有機野菜が気になり始めます。そうすると農薬の問題や地球の環境問題も気になってきます・・・。
そう!『一物全体』とは、大地の恵みをあるがままに丸ごといただくだけでなく、その大地=地球環境をも意識することなのです。
2.身土不二
大自分の住む土地で採れた旬のものを丸ごといただく。
いわゆる『地産地消』の考え方ですね・・・。 それは自分の住む地域の豊かさや感謝の心に繋がります。その食べ物を作ってくれた人、調理してくれた人への感謝の心。
大地の恵みとみ〜んなに感謝していた〜だきます!このプラスのエネルギーを持つ言葉を意識して食べる。そうすると自分自身もプラスのエネルギーに充たされ、なにより笑顔になる。
「身土不二「とはその土地の旬のものを丸ごといただくことで、その土地を潤すばかりではなく自分自身も潤すことに繋がります。
3.陰陽調和
体調に合わせてバランスのよい食べ方をする
この世のものは全て陰と陽のエネルギーによって成り立っています。食べ物にも陰と陽の性質があります。マクロビオティックでは季節や今の自分の体調に合わせて陰陽のバランスを考えて食べます。例えば夏にはスイカやトマト、きゅうりなどの体を冷やしてくれる陰性のエネルギーをいただく。冬には体を温めてくれる根菜などを中心に陽性のエネルギーをいただく。
そうすることでエアコンに頼らない体に変化してゆく。もちろんそれは地球環境にも優しい生活になる。「陰陽調和」とは自然に逆らうことなく、自らのバランスを調える食べ方をするということです。
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