マウスピース法
マウスピースは格闘技(ボクシングなど)、コンタクトが激しいスポーツ(ラグビーなど)で、歯が折れたり、脳への振動軽減するために持ちられています。
ですからマウスピースはスポーツで用いられるものというイメージが強いのですが、実を言うと睡眠時無呼吸症候群やイビキの治療にも用いられています。
マウスピースを上下の歯つけて下顎や舌を前に突きだすことで、上気道(のどの空気の通り道)を広げて呼吸しやすくするのです。
治療用マウスピース
- 下顎前方移動タイプ
下額を前にずらします。
治療用マウスピースのうちほとんどがこのタイプです。
このタイプには上額と下顎が一体化している「1ピース型」と上額と下顎がワイヤーなどで繋がってる(口の開閉ができる)「2ピース型」があります。 - 舌前方移動タイプ
舌を前に引きだします。
上下の前歯の間にあるスペースに舌を入れて、舌がのどに落ち込まないようにします。
しかし、舌が動いてしまうことが多いため、あまり普及していません。
睡眠時無呼吸症候群がひどい場合は続陽圧気道療法をする方が良いと思われますが、軽度から中度の場合はマウスピースで高い治療効果を得られます。
また、イビキが酷い人はイビキを軽減らす効果もあります。
ただし、唾液が多くなったり、反対に口の中が乾燥することしてしまうことがありますし、額の関節や筋肉、歯や歯肉、噛み合わせの違和感を感じたり、中には痛みを感じる人もいます。
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