指を刺激して自律神経のバランスを調えよう
自律神経のバランスが崩れると、交感神経過剰型の疲れが慢性化したり、副交感神経過剰型の疲れが続くようになってしまいます。
自律神経のバランスの崩れを調えるために指先を刺激する「爪揉み法」をお伝えします。
自律神経のバランスを調えるためには毎日の生活習慣を見直すことが重要ですが、それに加えて爪の際の部分をマッサージする「爪もみ法」を取り入れましょう。
10本の指の指先を10秒〜30秒ずつ(特定の症状を改善したい場合は少し長めに押しましょう)指で挟んで刺激してあげるだけです。
交感神経過剰型の疲れがある人は副交感神経を刺激する指だけを、副交感神経過剰型の疲れの人は交感神経を刺激する指を中心に刺激してあげましょう。
注意点
- 刺激する指について
手の指の爪の生え際の両脇を親指と人差し指で挟みこむようにして爪の生え際に刺激を与えていきます。 薬指は交感神経を刺激するので、副交感神経を活性化して交感神経過剰型の疲れをケアしたい人は基本的にもまないようにしましょう。 - 薬指のツボは交感神経のツボですので、副交感神経過剰型の疲れが慢性化している人は刺激してあげましょう。薬指以外の指だけをもみ続けると副交感神経過剰型の疲れがひどくなってしまいます。
- 薬指の爪もみを行う場合は薬指単独の爪もみはおこなわないでください。
薬指単独の爪もみを行うと体の免疫力の低下させてしまいます。 - 爪への刺激は1日に2回~3回程度にしておきましょう。
やりすぎるとかえって自律神経のバランスが崩れてしまう可能性があります。
爪もみの効果には個人差がありますので、すぐに効果を感じられない人もいます。
そんな人は爪揉み法を1日に何度も何度もやってしまうものですが回数は増やさないでください。
一回毎の刺激時間を少しだけ延ばす程度にしてください。 - 指を刺激するときは、時間を考えておこないましょう。
副交感神経系の指は朝など交感神経を活性化しなければならないときは行わないで、疲れや緊張が高まった時や夜寝る前などにおこないましょう。反対に、寝る前に交感神経系の指を刺激するのはやめてください。 - どの指をどれぐらい刺激するかは、様子を見ながらご自分の状態に合わせて調整してきましょう。
- 稀に最初状態が酷くなる場合がありますが、医師に相談の上、続ける方向で考えてみてください。
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