脳と身体機能の向上・・・足と思考

脳の機能

情報伝達は神経細胞にあるシナプス間を伝達物質が移動すること神経の刺激として伝わります。
脳をたくさん使うと神経ネットワークが増加して機能が高まり、その機能は持続します。

こうした効果は、どんな刺激が与えられるかで効果が変わります。
また、関心や興味を持ち、意識し、集中し、気持ちよく楽しみながら行うことでネットワークの増加の効率が良くなります。

さらに、複数の事を並行して行ったり、新しい刺激が次々と加わったり、手足の動きや言葉が伴っているとより高い増加効率を示します。
複雑な動き、慣れない動きをおこなって脳を混乱させることで効果はアップします。

効果的に脳に刺激を与え、脳のネットワークを増加させることは、ケガや認知症のリスクを低下させるだけでなく、体の異常に早く気付いたり、気分を安定させて毎日を気分よく過ごすことにもつながります。

今まで連携していなかったシナプスをつながることで

• 脳機能の向上
• 神経機能の向上
  感情のコントロール能力の向上
  筋肉の機能の向上
  情報収集器官（目、耳、体感）の機能の向上
  空間／体感覚認識の機能の向上

などが期待できます。

足の動き+思考

【基本動作】

1. 数字を数えながらリズミカルに足踏みします。
2. １、２、３、無言で休止、４、５、６、無言で休止・・
3. 数を数えながら左右の足を交互に足踏みします。

片足を上げたまま「休止」の時は片足で止まりましょう。
椅子に座って行っても結構です。

足の動き+思考を習う

【バリエーション１】

1. 数字の代わりに５０音を言いながら足踏みします。
2. あ、い、う、無言で休止、え、お、か、無言で休止・・
3. 数を数えながら左右の足を交互に足踏みします。

片足を上げたまま「休止」の時は片足で止まりましょう。
椅子に座って行っても結構です。

【バリエーション２】

1. 数字と５０音をミックスして言いながら足踏みします。
2. １、２、あ、無言で休止、３、４、い、無言で休止・・
3. 数を数えながら左右の足を交互に足踏みします。

片足を上げたまま「休止」の時は片足で止まりましょう。

椅子に座って行っても結構です。

【バリエーション３】

1. 数字と５０音をミックスして言いながら足踏みします。
2. ３の倍数の場所を３の倍数にします。
   あ、い、３、無言で休止、う、え、６、無言で休止・・
3. 数を数えながら左右の足を交互に足踏みします。

片足を上げたまま「休止」の時は片足で止まりましょう。
椅子に座って行っても結構です。

特徴

• 狭いスペースでできます。
• 脳を混乱させるのが目的です。
• 短い時間でも効果が期待できます。