十分寝ているのに・・・
寝不足でないのに、十分睡眠をとっているのに・・昼食を摂った後眠たくなって仕事が手につかなくなってしまうという人がいます。
- 3つの体内時計(1日のリズム、半日のリズム、90分〜2時間のリズム)のうち半日のリズムを刻む体内時計の影響で午前3時~4時、午後2時~4時に眠気が来ること
- 食後は副交感神経が優位になるので眠たくなること
があるので、多少の眠気は仕方ありません。
しかし、十分な睡眠をとっているのにこの時間帯に仕事が手につかなくなってしまうほど眠たくなるのは、1、2に加えて水分の摂りすぎが原因かもしれません。
昼食の前後と昼食時を含めた時間帯に水分を摂りすぎると、消化液が薄くなって消化に時間がかかってしまいます。
消化に時間がかかると胃腸に負担がかかって衰弱してしまうのですが、胃腸が衰弱すると眠気が出やすくなってしまうのです。
また、消化液が薄まったせいで胃での消化が十分にできていないと、小腸では不十分な消化しかできていない食物をいくつもの種類の酵素(消化酵素)を使って分解しなくてはならなくなります。
消化にたくさんの酵素を使ってしまうと体を活動させるための代謝酵素が十分に使えなくなってしまって活動が低下して眠たくなってしまうのです。
活動のためのエネルギーが不足してしまうのです。
ですから、体の倦怠感も感じやすくなったり、免疫力が低下してしまいます。
同じ理由で食べ過ぎても眠たくなってしまいますので、
- 水分の摂りすぎ
- 食べ過ぎ
には十分注意してください。
昼寝する前に考えましょう
また、こうした理由で眠気がきている時に昼寝をしてしまうと、さらに働きが低下した胃腸で消化を続けなくてはいけなくなってしまって、さらに胃腸が弱ってしまうので注意してください。
眠気が強すぎると感じる場合、こうしたことも加味して、
- 寝不足の場合は昼寝をする
- 食べ過ぎ、水分の取りすぎ、胃腸の働きが低下しているなどの理由の場合は、水分を控える、食べる量を減らす、お腹を温める
など、適切な対処をするようにしてください。
[cft format=1]
コメント