疲れとの上手な付き合い方!
疲労がどんどん蓄積してしまう原因は、
- 交感神経の過剰使用型の生活
- 副交感神経の過剰使用型の生活
が、いつの間にか身についてしまったことです。
こうした生活は、将来の重大な病気の基盤づくりをしているともいえますので、早めの改善が必要です。
交感神経の過剰使用の大きな要因は「過度のストレス」です。
代表的なものは「働き過ぎ」「心の悩み」「薬の常用」です。
こうした生活が続いてしまう原因の一つに、「働くこと」「頑張ること」は素晴らしいことで、「休むこと」「のんびりすること」は良くないことだと考えてしまうことが挙げられます。
しかし、人を含めた生き物には「休息と回復」の両方の時間が必要なのです。
筋力トレーニングを行う時でも、1回トレーニングをしたら48時間から72時間は休息する必要があり、頑張りすぎると筋肉は委縮してしまいます。
「働くこと」「頑張ること」と同じように「休むこと」「のんびりすること」も、健康で元気に生きていくためには必要不可欠なのです。「休むこと」「のんびりすること」の重要性について定期的に考えてみましょう。
また、心の悩みはとても大きなストレスを生み、多大なエネルギーを消耗します。
あまりやったことはないと思いますが、悩んでいる時、怒っている時に息を止めてみてください。普段の1/4も息を止めていられないでしょう。
また、不眠、活性酸素の大量発生、ストレス物質の過剰生産・・など悩むことは心と体を傷つけます。
西洋医学で処方される薬のほとんどは交感神経を緊張させます。
特に消炎鎮痛剤やステロイド剤を長期にわたって使用すると、交感神経が過緊張することが習慣になってしまいます。
副交感神経の過剰使用の要因はストレスがない生活です。
不思議に思うかもしれませんが、ストレスがない、あるいは少なすぎる生活も疲れるのです。
副交感神経の過剰使用が原因の疲れの場合、「軽い体操をする」「ストレッチをする」「43度以上の熱い風呂に入る」など、軽いストレスを感じる行為をしてみましょう。
体の健康維持に役立つストレスを自分に与えて疲れがたまらないようにしていきましょう。
大切なことは、ストレス過多ORストレス過少の極端な生活をせず、バランスの良い生き方をすることです。
活動と休息をバランスよく取り、メリハリのある生活を心がけていきましょう。
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