ミネラルと心
ミネラルは生きていくために必要な全酵素2200種類のうち、100種類以上の酵素の助っ人として働いています。
体内に比較的多く存在して1日あたりの必要所要量が100mg以上のミネラルを主要ミネラルと呼び、カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・硫黄・リン・塩素の7種類とされています。
そして体内に存在する量が極めて少なく、1日あたりの必要所要量が100mg以下のミネラルを微量ミネラルといいます。
ミネラルが不足すると・・
適切な量のミネラルがないと脳も体も正常に機能できません。
ミネラルには「①栄養素からのエネルギー生産を助ける」「②酵素の働きを助ける」などの働きがあるからです。
ミネラルが不足するとエネルギー不足が起こって様々な組織が十分に働けなくなってしまったり、酵素(消化酵素と代謝酵素の2種類)が十分に働けなくなってしまうことで、食べ物を消化して必要な栄養素を取り込んだり(消化酵素)、代謝(代謝酵素:細胞を作る、呼吸や運動に関わる化学反応、老化を防ぐ、解毒、免疫力、自然治癒力などの生命に関わる働き)がうまくできなくなってしまうのです。
つまりミネラルが付属すると心身に様々な症状が起こってしまうのです。
心の変調→ミネラル不足
心的な症状も多いのでミネラルが不足すると、「落ち込みやすくなる」「イライラしやすくなる」「集中力が低下してしまう」「何かにこだわってしまう」などの気分の変調を感じ始めることも少なくありません。
最近「ネガティブな心の状態が多いな」と感じた時、自分の性格やストレス状況だけでなく、ミネラル不足についても考えて見ましょう。
食事を見直してミネラルの不足を補うことで、それを改善できることも少なくないのです。
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