カラフル脳の鍛えよう
「光の3原色」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「光の3原色」とは赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3色のことです。
この3色を混ぜ合わせて色々な色を作り出すことができます。
人間の目の網膜には赤(R)、緑(G)、ブルー(B)の3色を感じる色素しか存在しないので、実を言うとこの3色の色しか見ることができないのです。
つまり、様々な色が見えていると感じていても、RGBの3色だけを見ていて、他の色はその混ざり具合で別の色として脳で加工して認識しているだけなのです。
絵画などの視覚的な芸術の芸術家は、普通の人と比べてこの色の混ざり具合を繊細に感じ取ることができます。
料理人が微妙な塩加減を知覚したり、音楽家がたくさんの楽器の音を一つ一つ聞き分けられたりするのと同じことです。
視覚的芸術家のように繊細な色彩の変化を感じ取れるようになるためには、色を意識してその違いを変化として繊細に感じ取る練習が必要です。特に色の3原色をしっかりと見極めるようにしましょう。
常に色の3原色である、赤、緑、青を意識していると、赤、緑、青が鮮やかに見れるようになっていきます。
同じ赤、同じ緑、同じ青でも微妙な違いを感じ取れるようになれるのです。
色の3原色の微妙な違いがわかるようになると、その他の色の微妙な違いにも気づけるようになっていくでしょう。
こうした色の微妙な違いを見分けることも、音楽家のよう様々な音の違いを聞き取れることも、料理人の微妙な味の違いを感じ取ることも、才能やこれまでの経験によって個人差が大きいですが、才能があろうとなかろうと、何歳からでも意識してトレーニングすることで、その機能を今より高めていくことは可能です。
カラフル脳を鍛えて今より鮮やかで繊細な色に囲まれた生活をエンジョイしてください。きっと毎日が今より少しだけ楽しくなるはずです。
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