酵素の種類
酵母、酵素、有用菌、カビなどの違いについては以前ご説明しました。
今日は酵素についてもう少し詳しく考えて見ましょう。
酵素について
酵素には大きく分けて「消化酵素」と「代謝酵素」があります。
消化酵素は食べ物を消化する時に使われ、代謝酵素は栄養素をエネルギーに変換する時、皮膚の新陳代謝、免疫力の強化、血液の循環などの体の様々な働きを助けています。
人はこれらの酵素の働きがなくては健康を維持できません。
酵素の生産量は決まっている
酵素の生産量は個人である程度決まっていて一定量です。
ですから、食べ過ぎて消化酵素をたくさん使ってしまうと、その分代謝酵素として使える酵素の量が減ってしまいます。
つまり、食べ過ぎ、どか食いなどをすることで消化酵素を使いすぎると免疫力が低下したり、元気が無くなってしまったり、新陳代謝が悪くなってしまうのです。
酵素の生産量は加齢により減少する
酵素の生産量は加齢により減少していきます。
酵素の生産量は20歳をピークにして40代と70代で急激に減少するといわれています。
そのため、中年以降は急激に代謝が低下して太りやすくなったり、免疫力が低下して病気になりやすくなったりするのです。
食物酵素で補おう
果物、野菜、魚などには酵素が含まれています。
酵素を豊富に含んだ食物を積極的に食べることで40代以降急速に減少する酵素の働きを補うことができます。
ただし、食物から酵素を補う場合、幾つかの注意が必要です。
ほとんどの酵素は熱に弱いので60度を超えた加熱調理をすると変質してしまいます。
ですから、食物から酵素を補いたい場合は、できるだけ「生」(サラダやジュース)で食べるようにしましょう。
また、加熱しなくても変質しやすいので、できるだけ「新鮮なもの」を食べるように心がけてください。
また、食品に含まれる酵素はそれぞれ役割が決まっています。
できるだけ多くの種類の食品を食べるようにしてください。
味噌、納豆、漬物、ヨーグルトなどの発酵食品は、酵素や微生物の働きで消化の第一段階が整っています。
体内に吸収しやすく、酵素を補ってくれる上、免疫細胞を活性化してくれます。
さらに、明日葉やルイボスには肌の大敵活性酸素を効果的に中和するSOD酵素と同様の働きをしてくれる成分が含まれています。
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