一度ためると・・
蓄積された疲れを回復させるためには時間がかかります。
つまり、疲れが溜まってしまう前に、できるだけ素早くこまめに回復することが疲れを解消するためのコツなのです。
エステに行く、温泉に行く、マッサージに行く・・そうした疲労回復の方法も良いのですが、特別に時間をとる方法ばかりでなく、その場ですぐにできる方法も身につけておきましょう。
「疲れをその場でとる」と言っても、交感神経が緊張している状態では疲れに気づくことができません。
交感神経優位の状態は知覚に必要な神経伝達物質の分泌が抑制されているため、体の感覚の変化に気がつきにくいのです。
極度の興奮状態の時は「痛み」さえ感じなくなってしまうほどです。「あの時は平気だったのに、次の日になったら痛くて・・」なんていう経験は誰にでもあるはずです。
知覚に必要な神経伝達物質を促進し、体の感覚の変化に敏感になって疲れに素早く気づくためには
- 普段から体の感覚に意識を配ること
意識することで体の感覚を感じ取る機能が高くなっていきます。
立ったり、座ったり、寝転んだり・・普段何気なくやっている動作をする時に、どこに力が入って、どこの筋肉が緩んだのかなどを意識して感じ取るようにしましょう。 - 一定時間ごとに副交感神経を活性化させましょう。
1時間に1回休息をとって呼吸法などを行って副交感神経を優位にしましょう。
体に意識を向けて、血流が悪くなっている場所はないか?、冷えている場所はないか?などを積極的に感じ取ってみましょう。
血流が悪くなっている場所や冷えている場所を積極的にストレチしたり、動かしましょう。冷えてる場所があれば温めてあげると良いでしょう。 胸を大きく広げて呼吸をして酸素をいっぱい体に取り込むのも良いでしょう。
疲れは早めに感じ取ってその場で解消するという習慣が体に疲れをためない最大のコツです。
自分の体に意識を向け、感じ取る習慣をつけて、早め早めの疲労回復をしていきましょう。
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