太りすぎと疲れの関係

交感神経過剰型の疲れの人は、食べることで副交感神経が活性化して疲れが解消されますので、疲れを取るためにたくさん食べることは良いことなのですが、食べ方の度がすぎると肥満へと繋がってしまいます。 そうなると日常の何気ない動作も大変な作業になって、歩いたりするだけで息が切れて、階段を上ると心臓がバクバク音を立てて、動悸、息切れを起すようになってしまいます。 注目・注意(小) こうなってしまうと、

食べる→太る→体に負担がかかる→交感神経過剰になる→さらに疲れがたまる

という悪循環に陥って、食べれば食べるほど疲れやすくなってしまうのです。心臓や血管にも負担がかかって、成人病のリスクもドンドン高まってしまいますので、

  • 日常の何気ない動作が難しく感じる
  • 歩いたり、階段を上ったりすると息がきれる
  • 動くとすぐに鼓動が速くなる

いったところまで太ってしまわないうちに、食事の内容を見直し、適度な運動を行うようにしましょう。 ただし、一気に体重を落とそうとするとストレスが溜まりますし、不適切な運動をすることで体を痛めてしまったりしますので、無理はしないようにしましょう。 脂肪を落として体重を1kg減らすためには7200kcal分のカロリーを消費するか、カロリー制限しなくてはなりません。

階段を上る

日常の生活で!

1日にすると約240kcalです。お茶碗1杯分で約150kcal、体重60kgの人が30分ウォーキング(普通の速度)して95kcalで245kcalですから、毎日ご飯1杯分のご飯を減らし、30分のウォーキングを増やしてやっと月1kg体重を減らすことができるのです。

無理な運動と極端な食事制限をするのではなく、エレベーターを使わず階段を使う、少し遠いコンビニまで買い物に行くといった、日常で取り入れられる運動量の増加を考えるとともに、食べる時間を見直したり、甘いものや脂っこいものを控えるなど、食事の内容を見直すようにしてみましょう。

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奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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