交感神経型の疲れを解消しよう!!
「全身が疲れている」「体が重たくてたまらない」といったタイプの疲労は、交感神経の過緊張が続くと感じることが多いようです。
自分の交感神経が過緊張になっていないかをチェックしてみましょう。
交感神経の過緊張チェック
- 活動的でいつも動いている
- 仕草、動作が速い
- 身振り手振りが大きい
- 歩く速度が速い
- 気分の変化が大きい
- 興奮しやすい
- 怒りっぽい
- 筋肉質だ
- 睡眠時間が短い
- 食べるのが早い
- 早口だ
- 熱い風呂が好きだ
- 入浴時間が短い(シャワーだけ)
交感神経型の疲れは特に男性に多く、活動的な人が溜めやすい疲れです。
もちろん、女性でもこのタイプ疲れを溜めている方は少なくありません。
交感神経型の疲れを溜めやすい人は、活動的なので他人が見ていると元気そうに見えてしまいます。
しかし、このタイプの人は、疲れを感じていても無理をして頑張ってしまうので要注意です。交感神経の過緊張が続いくと、脳が休息をとらせて副交感神経を活性化させてようとします。
交感神経型の疲れへの脳の警告
- うまみの強い食べ物が欲しくなる
- 味が濃い食べ物が欲しくなる
- 甘い食べ物が欲しくなる
その結果、過食、肥満、成人病などになってしまう人も少なくありません。
それでも頑張ってしまうと、「イライラ」が抑えきれなくなって他人に八つ当たりしてしまったり、反対にひどく落ち込んで何もしたくなくなったり・・・心身のトラブルを引き起こしてしまいます。
さらには、体が必要な休息を取れないので、免疫力がドンドン低下して風邪をひきやすくなるばかりか、さらに重篤な病気になってしまうことにつながります。
交感神経過緊張の体からの警告
- 慢性疲労で体が重い
- 慢性疲労で体がダルイ
- 肩、背中、腰などの疲労感が続く
- 肩、背中、腰などの痛みが続く
- 便秘になった
- 血圧が高くなった
- 血糖値が高くなった
- 体温が低くなった
- 無性にイライラする
- 不安感を感じやすい
- 急に落ち込んだり気分にムラがある
- 人の言動が目につく
- いつも怒っている
- いろいろ考えて寝付けない
これらの症状は体からの警告です。
「頑張ること」「努力すること」ばかりに目がいって、こうした体からの警告に耳を傾けないと、重篤な病気を引き起こしたり、人間関係のトラブルを引き起こしたり・・長い目で見ると、決して人生のプラスにはなりません。
副交感神経優位を優位にする生活習慣心がけて、必要な休息を効率良くとりましょう。
副交感神経を優位にする生活習慣
- 温めのお風呂にゆっくり入りましょう
体温+5度以内(体温が36度41度)にします。
足湯もおススメ - 夜は間接照明を使いましょう
光源は目線より下にしましょう。 - 香りを積極的に使いましょう
リラックス効果の高いアロマオイル
クラリセージ・・・・・緊張をほぐし、平常心に戻す
サンダルウッド・・・・自分への信頼感を高め、充実感を抱かせる
オレンジ・・・・・・・不安や緊張をほぐす
ゼラニウム・・・・・・憂うつ感を鎮めて、精神を安定させる
ネロリ・・・・・・・・憂うつな気分を抑えて、心を明るくする
フランキンセンス・・・心を落ち着かせる
ラベンダー・・・・・・精神のバランスを整える
ローズ・・・・・・・・不安や緊張を和らげ、心を鎮める
ローマンカモミール・・心を穏やかに保つ
イランイラン・・・・・心を穏やかにする - 血流を改善しましょう
入浴後のストレッチやマッサージが効果的 - 体を温めましょう
冷やさないようにすること 腹巻を使う 暖かい服装をする 体を温める食べ物を食べる(寒い時期、寒い地方の食材、温かい食べもの) - 睡眠の質を向上する
就寝2時間前から、スマホ、パソコン、テレビは控えましょう - 深呼吸する
腹式呼吸を意識したり、ゆっくり長く息を吐く習慣を身につけましょう。
息を吐く時に副交感神経が優位になります。
キーワードは、ゆるめる、温める、力を抜くなどです。できるところからちょっとずつでも改善してくださいね。
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