心のセルフケア習慣1

心のセルフケアをしよう

私を作っているもの」が認知、行動、感情、環境、身体、防衛策、基礎スキル、才能や宿命であることは既にお伝えしました。

幸せ力の概念

ここからはその要素について、ひとつつづつ考えていきたいと思います。

認知について考えよう

 

幸せ力の認知とは

認知には

  1. 「いつの間にか頭に浮かんでくる考え」(自動思考)
  2. 「自分でこう考えようと意識的に浮かべる考え」(理性思考)

があります。

自動思考は過去の経験によって生まれた自分や他者、世界に対する基本的価値(スキーマ)をベースにして、それまでの人生で生き残るために作り上げたルールや信念、思い込みなどに基づいて浮かんできます。

それに対して理性思考は「今の自分がどう考えたらより行きやすくなるか」という基準に基づいて自分の意思で見つける思考です。

自動思考と異なり過去の経験に基づかないので、受け入れられなかったり、違和感があったり、確信がないため、すぐにポジティブな感情や経験をもたらしてくれる理性思考を見つけても、いつの間にか自動思考が優勢になってしまいがちです。

幸せ力の認知の構造

理性思考の中にも過去の経験と結びついて、ポジティブな感情や経験へと強力に導いてくれるものが見つかることもありますが、多くの場合それが見つかりません。
しかし、ルーの法則により動物は使ったところが強くなるので、自分をポジティブな感情や経験をもたらしてくれる理性思考を見つけたら、繰り返し思い出し、その理性思考を受け入れて、その時起こるポジティブな感情や行動、結果などを繰り返し自分に経験させてあげることが必要です。

そのためには、普段から自分をポジティブな感情に導いてくれる思考を見つけ、紙に書き出してすぐに思い出せるようにすることや、そうした思考を見つけるために積極的に尊敬できる人、好きな物、気分が良くなること、心が温かくなるものなど自分をポジティブな状態に導いてくれるものを積極的に探して、それに伴う思考を見つける習慣(幸せ+な習慣)を身につけておきましょう。


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奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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