体生活リズム・習慣を見直し整える(体を冷やさない)
見直しのポイント
- 副交感神経優位の生活を送ること
- バランスの良い食事を心がけること
- 朝方の生活を心がけ生活のリズムを整えること
疲れが取れやすい体をつくるためには睡眠の質を高めることです。
ですから夜更かしはやめましょう。
夜になると体は副交感神経を優位にして、体に溜まった老廃物を排出するために血流量を増加させます。
さらに、その日1日で異常を起こした細胞を除去(ガン細胞を取り除く)してます。
つまり、夜更かしをすると体に老廃物や異常を起こした細胞が残ってしまうということです。
もともと人間は朝にによって目を覚まし、夕日が沈むと休息を取るという生活をしていました。人間の体はそのリズムに従って作られているのです。
しかし現代では24時間、いつでも明るい光の中で過ごすことができます。
夜の不便や恐怖が減少した結果、回復力が減少させてしまったのです。
当然疲れも残りやすくなります。
また、最低でも1日15分は太陽の光を浴びてください。
紫外線の影響が気になる人は手のひらを太陽の光に当てるだけでも構いません。
太陽の光が体内時計をリセットしてくれます。太陽の光と覚醒・睡眠には深い関わり合いがあります。
太陽光を浴びことで睡眠を促すホルモン(メラトニン)の分泌がとまり、脳の覚醒を促すホルモン(セロトニン)の分泌が活発になります。
メラトニンの分泌は日中ほとんどありませんが、太陽の光を浴びてから約14~15時間後に分泌が再開されます。
そして夕方以降、周囲が暗くなってくると分泌量が増加します。
朝太陽の光をシッカリ浴びることで夜のメラトニン分泌量が増加して、午前2時頃に分泌量がピークに達します。
セロトニンも太陽の光を直接浴びることによって分泌量が増えるので、太陽の光を朝シッカリ浴びることで睡眠と覚醒のリズムが安定するのです。
セロトニン
神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンなどの働きをコントロールしたり抑制したりして、心の状態を安定させます。
セロトニンが不足すると感情や考えのコントロールが効きにくくなるので、情緒・気分が不安定になるので、精神的な疾患にかかりやすくなってしまいます。
セロトニンの分泌が正常だと脳の覚醒や心身の活動がスムーズになります。
目が覚めた時に、頭がスッキリして、気分爽快な状態で覚醒できますし、やる気や集中力の向上します。
入浴
夜は42度以下(体温+5度以内)のぬるめのお風呂に20分以上シッカリ湯船につかりましょう。血管が開いて血流が良くなるとともに、副交感神経の働きが活発になり体の修復機能が向上します。
入浴後に軽いストレッチを行うと、血流が増加して睡眠の質が向上します。
飲食
冷たいものを控えること、十分に噛むことで消化器官への負担が減少し、その分体の修復能力が向上します。もちろん栄養バランスを考えて食事をすることも大切です。
ストレスを感じる時などはアミノ酸(タンパク質の材料)をシッカリとって、ストレスへの対処で消費されたアミノ酸を補ってあげましょう。
就寝前
テレビやパソコンは交感神経を刺激するので寝る前は控えて、副交感神経が活性化させましょう。
間接照明(目線より下)にすると副交感神経が活発になります。
また、寝る前にネガティブなことを考えると睡眠の質が低下してしまいます。
ネガティブな事柄は朝に回して、寝る前はポジティブなことを考えましょう。
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