貧血の意外な原因
貧血を起こしやすい人は立ちくらみ、吐き気、眠気、体のだるさなどを引き起こしやすいだけでなく、疲れやすい傾向があります。
貧血を改善して疲れにくい体を手に入れましょう。
交感神経優位の状態で生活を続けていると、体の活動量が増加して体の活性度が高まった時間が長くなるので、たくさんの酸素が必要となるので赤血球が増加します。
反対に副交感神経が優位の生活を続けていると、活動量が減少するので酸素の消費量が低下するので赤血球が減少してしまいます。
つまり貧血を起こしやすい人が副交感神経優位の生活を続けていると、一層貧血を起こしやすくなってしまうということです。
女性は貧血になりやすい
女性に貧血が多いのは、男性と比べて副交感神経優位の生活をしている人が多いことが大きな理由の一つです。
なぜなら女性の体は出産の準備のために、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量やリンパ球を増やそうとするのですが、その時副交感神経が優位になります。それに加えて男性と比べて筋肉量が少ないため、エネルギー生産量が少なく男性と比べて必要酸素量が少ないのです。
さらに日常生活がドンドン便利になって全般的に活動量が減少しているので、副交感神経優位の生活になりやすいのです。
悪循環から脱出しよう
副交感神経優位の生活が続く→赤血球の減少→貧血を起こしやすくなる→活動量が減る→副交感神経優位の生活が続くという負のスパイラルが起こることで、貧血の程度や頻度が高くなってしまうのです。
出産後貧血が軽くなる女性が多いのは、子育てで忙しくなったことで活動量が増え、交感神経優位の生活になるなるからです。
貧血とういう鉄分の不足を一番に考える人は多いのですが、鉄分をしっかり摂取しても貧血が改善しない人は、活動量を増やして交感神経優位の生活を送るように心がけ、赤血球を増やす必要があるのです。
活動量を増やし、交感神経優位の生活を心がけることで貧血を改善して行きましょう。
貧血と疲れでお悩みの方は、生活スタイルを見直して活動量を増やし、交感神経優位の生活を心がけてください。
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