なだめ行動をとは
大脳辺縁系にプログラムされた防御反応(固まる、逃げる、戦う)の後には必ず「なだめ」の行動が続きます。(特に嫌な経験、脅威を感じる経験の後)
このような行動は、危険や不快な出来事の後、気持ちを静めるための行います。
心身を通常に戻すきっかけとしてとるのです。
相手のなだめ行動を観察すること、相手の考えを読み解くヒントをつかむことができます。
動物にもなだめ行動は存在するのですが、人間は様々な「だめ行動」を行います。
小さい子どもが指しゃぶったりするのもなだめ行動の一つですが、大人になっても目立たない方法でなだめ行動をとっているものです。
そして、なだめ行動は人間のその時の心の状態をかなり正確に表します。
例)畳のヘリをこする、おしぼりをたたむ、膝をさする、髪をイジるなど
喉もとにあるくぼみを隠す人は、感じたばかりの不安、感情的な不快感、恐佈、心配をなだめています。ネックレスをもてあそぶのも、同じ目的のことが多ようです。
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