心のためのボディーワーク・・視覚と動作の連動１

脳の働きと体の関係について

脳には１０００億を超える神経細胞があります。
神経細胞が他の神経細胞と連携してネットワークを作ることで、見る、聞く、記憶する、思考する、判断する、会話する、運動するなどの様々な機能を生み出しています。

神経細胞はシナプスでつながっているのですが、直接つながっているわけではなく伝達物質を介して情報をやり取りすることでつながっています。
こうした神経細胞同士のつながりは脳を使えば使うほど増加するので、使った機能に関係するネットワークが増加してその機能が高まっていきます。

どの神経ネットワークが増加するかは、どんな刺激があったかによって変わります。

動き、反射、駆け引き、左右差など様々な<普段行わない刺激を脳に与えて脳に刺激を与え心と体の機能を高めていきましょう。

二人で行います。

一人が指示を出し、それに従ってもう一人の人が足を動かします。
立ち位置はどこでも構いませんが、向かい合ったほうが相手の表情が見えて楽しいです。

音認識と動作の連動４（ミラーリング）

二人で行います。
一人がポーズをとって、もう一人が真似をして、同じポーズをとります。

ポーズを左右非対称にしたり、指や顔の表情などを入れると難しくなります。反対に難しい場合は、椅子に座って上半身だけ、あるいは下半身だけのポーズをしてみると良いでしょう。

基本動作

1. 指示を出される人（Ｂ）は最初足を揃えてまっすぐに立ちましょう。
2. 指示を出す人（Ａ）が、「ナウ」と言いながらポーズをとります。
   Ｂがポーズをマネできるまでそのポーズを保ちましょう。
3. Ｂは「ミラーリング」と言いながらＡと同じポーズをとります。
4. ２〜３を繰り返します。

ミラーリング

バリエーション１

1. 指示を出される人（Ｂ）は最初足を揃えてまっすぐに立ちましょう。
2. 指示を出す人（Ａ）が、「ウェイト」と言いながらポーズをとります。
3. 指示を出す人（Ａ）が、「ビフォアー」と言いながらポーズをとります。
4. Ｂは「ミラーリング」と言いながら２の時、つまり一つ前のＡと同じポーズをとります。
5. ２〜４を繰り返します。

バリエーション３

1. 指示を出される人（Ｂ）は最初足を揃えてまっすぐに立ちましょう。
2. 指示を出す人（Ａ）が、「ウェイト」と言いながらポーズをとります。
3. 指示を出す人（Ａ）が、「ウェイト」と言いながらポーズをとります。
4. 指示を出す人（Ａ）が、「２ビフォアー」と言いながらポーズをとります。
5. Ｂは「ミラーリング」と言いながら２の時、つまり二つ前のＡと同じポーズをとります。
6. ２〜５を繰り返します。

[cft format=1]