貧血になりやすい人は
- 赤血球のヘモグロビンの量が低い
- 赤血球の数が少ない
のどちらか、あるいは両方に該当する人が多いようです。
この状態を脱出するためにはミネラルの「鉄」を十分に摂取する必要があります。
人は1日に約1mlの鉄が消費するのですが、植物性食品の中に多く含まれる「非ヘム鉄」は吸収率が低く、摂取した非ヘム鉄の2~5%程度しか吸収されないと言われています。
これに対し、動物性食品に多く含まれる「ヘム鉄」は吸収率が10~20%と非ヘム鉄と比べると圧倒的に吸収率が高くなります。
つまり、貧血気味の人は動物性食品から鉄を摂取すると良いのですが、動物性食品の取りすぎは肥満や成人病のリスクを高めてしまいます。
ですから、ウェイトや成人病が気になる方は、植物性食品を食べるときにビタミンCを含む食品を一緒に食べるようにしてください。
レモンなどの柑橘類に多く含まれるビタミンCは、非ヘム鉄をヘム鉄に変えてくれるので、鉄の吸収率が大幅にアップされるのです。
ただし、ビタミンCは熱に弱く、水に溶け出しやすいので食材を加熱したり、水につけたりすることは避けてください。
ビタミンCを含む食品は短時間でサッと洗って、非加熱(生)で食べるということを心がけてください。
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