ストレスによる動悸や息切れしていませんか?
動悸や息切れの原因は様々ですが、ストレスなどの影響による過緊張も原因のひとつです。
強いストレスを感じると交感神経が優位になって、呼吸が浅くなるとともに筋肉が緊張するので、筋肉の中を通っている血管が圧迫されて血流が低下してしまいます。
血流が悪化することで全身への酸素供給量が低下して息苦しくなって動悸がするのです。
こうした動悸・息切れを解消するためには、腹式呼吸法を使ってリラックスしたり、ストレッチをしたり、体や目を温めたり、ぬるめのお風呂にゆっくりつかったりすることで副交感神経を活性化することが有効ですが、「嫌なもの反射」を利用するのが効果的です。
「嫌なもの反射」というのは、酸っぱいものや苦いものを口にした時に、その食品に含まれている体に不必要な成分を体外に排泄するために副交感神経を優位にし、血流や発汗、排泄を促進する反射のことを言います。
人間の体は「酸っぱいもの」は「腐っているもの」、「苦いもの」は「毒」として感じるからです。
ですから、動悸・息切れを感じた時に梅干しやレモンなどを口にすると副交感神経が優位になって動悸息切れがおさまるのです。
この反射は唐辛子やわさびなどの辛いものでも起こるのですが、辛いものは体に刺激が強いので、梅干しやレモンなどの酸味のあるもの、ブラックコーヒーやゴーヤなどの苦味の強いものの方がおすすめです。
梅干しにはクエン酸が含まれていますので疲労回復効果が見込めますし、殺菌、血圧抑制、老化予防など素晴らしい効用がありますので、ストレスの影響による動悸・息切れが多い人は梅干しを常備しておくと良いでしょう。
また、普段の食事で発酵食品や食物繊維などを十分に食べておくことも、交感神経の過剰による動悸や息切れを予防するために役立ちます。
発酵食品や野菜、海藻類などを積極的に食べるようにしてください。
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