体を引き締めるための習慣

頑張っても効果が出ない・・

「二の腕がプルプルだぁ〜」「お腹が出てきたなぁ〜」と感じて二の腕のダンベル運動や腹筋を行う人は多いのではないでしょうか?
しかし、腹筋や二の腕のダンベル運動を行ってもナカナカ効果が表れないものです。
アドバイスする女性痩せたい場所のトレーニングを行ってもその部分の脂肪が燃えるわけではないからです。

脂肪を燃やすためには

  1. 運動を(活動量を増加)して消費カロリーを増やす
  2. 食事バランスを考えて基礎代謝を上げる
  3. 筋肉量を増やして基礎代謝を上げる
  4. 血流改善や呼吸力強化して基礎代謝を上げる

などがありますが、まずは筋肉量を増やして基礎代謝を増加することが基本です。

脂肪を1kg減らすためには7200kcal(ご飯1膳約250kcal)のエネルギーを消費する必要があるのですが、腹筋や腕のダンベル運動で腹筋や二の腕の筋肉量を増やしても、もともとの筋肉が小さいので基礎代謝が大きく増えることはありません。

つまり、「痩せる」「脂肪を減らす」ことが目的の場合、腹筋や二の腕の筋肉などの小さな筋肉を鍛えることは効率が悪いのです。

体の各部位の消費カロリーの大きさ

  1. 下半身(脚、臀部)
  2. 背中

という順番になっていますので、効率よく脂肪燃焼したい場合は下半身を鍛えると良いのです。

スクワットする男性

つまり、お腹をへこませたい場合も、二の腕を引き締めたい場合も、まずはスクワットなど下半身を鍛える筋トレを行うと良いということです。

その他のカロリー消費

臓器

重さ

(kg)

エネルギー代謝量

比率(%)

kcal/kg/1日

kcal/1日

全身

70

24

1700

100

骨格筋

28.0

13

370

22

脂肪組織

15.0

4.5

70

4

肝臓

1.8

200

360

21

1.4

240

340

20

心臓

0.33

440

145

9

腎臓

0.31

440

137

8

その他

23.16

12

277

16

肝臓、心臓、腎臓といった内臓、そして脳などがたくさんのエネルギーを消費していることがわかるとおもいます。
これらの働きを良くして消費カロリーを増やすこともお腹や二の腕を引き締めるためには効果的です。

つまり、お腹や二の腕を引き締めるために内臓をマッサージして刺激を与えたり、体(特に内臓)を温めたりすることが効果があるということです。
軽い有酸素運動やストレッチ、マッサージをして血流を良くすることも考えてみてください。また、代謝するために必要なビタミンを積極的に摂りましょう。

  • 糖質の代謝・・・ビタミンB1が必要
    うなぎ、豚ヒレ、焼き豚、豚もも、ハム、たらこ、玄米、ぬか漬け、枝豆、ピーナッツ

  • 脂質の代謝・・・ビタミンB2が必要
    レバー、うなぎ、牛乳、納豆、魚肉ソーセージ、アーモンド、卵、ヨーグルト

  • タンパク質の代謝・・・ビタミンB6が必要
    レバー、マグロ、かつお、鶏ささみ、鮭、バナナ、さんま、さば、いわし

ビタミンB群を一緒に含む玄米、胚芽パン、そばなどを主食として摂るかビタミンB群を含むたんぱく源のおかずをプラスすると良いでしょう。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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