冷たいものを飲むと・・
喉が渇いたとき冷たい飲み物を飲むとひんやりして気持ち良く、のどが潤った感じがします。
しかし、冷たい飲み物を飲むと消化器の温度が低下してしまうので、熱を作り出して消化器を温めようとします。
消化器が働きやすい温度が37〜38度だからです。
しかし、消化器を温めるために熱を作り出すと喉や頭にも熱がこもってしまって、すぐに喉が渇いてしまいます。
つまり、喉が渇いたときに冷たい飲み物を飲むと熱を作り出すためにエネルギーを使うことで疲れてしまう上、すぐに喉が渇いてしまうので、飲む→渇くを繰り返し、疲労がたまりやすい体質になってしまうのです。
また、消化器は消化管、唾液腺、肝臓、胆嚢、膵臓の総称ですから、これらの臓器の機能も低下してしまいます。
喉が頻繁に乾く人は、消化器が働きやすい37〜38度の飲み物を飲むようにしてください。
もちろん、お茶やコーヒーなどでもよいですが、消化器が弱く負担が大きいと感じる人は白湯を飲むと良いでしょう。
ただし、喉が頻繁に渇く原因が糖尿病や腎臓病などの場合もありますので、渇きがひどい場合は早めに医師による診察を受けるようにしましょう。
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