立体視とは?
パフォーマンスが高いスポーツ選手は一瞬で空間を把握する脳力に長けています。
この脳力を立体視と呼びます。
立体視はどうしたら向上させることができるでしょうか?
平均すると人の視野は水平方向に200度、垂直方向に125度程度だといわれていますが、立体視の脳力が高い人はこの範囲を超えた部分(背後、対象物の裏側など)を把握することができます。
実際の視野の範囲を超えた場所をどうやってみることができるのでしょうか?
実を言うと、立体視している部分は実際には見ていません。
実際に見るのではなく、頭の中で見えない部分を補完して映像を作り出して脳の中で見ているのです。
ですから、立体視を鍛えるためには普段から直接見えない部分を意識して観察するようにしましょう。
鏡で自分の背後をチェックしたり、ガラスに映った人の背面をチェックしたり・・普段見えない部分を意識してみていると、脳が見えない部分を補完してくれるようになるため立体視ができるようになるのです。
また、物事の一面だけを見ず、様々な角度から見る練習をして立体視ができるようになることで、物事を様々な角度から分析する習慣も身につくと考えられますので、スポーツのパフォーマンスを高めたい人だけでなく、物事を多面的に考えられるようになりたい人も、ぜひ立体視の脳力を磨いてみてください。
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