心のセルフケアをしよう
「私を作っているもの」が認知、行動、感情、環境、身体、防衛策、基礎スキル、才能や宿命であることは既にお伝えしました。
ここからはその要素について、ひとつづつ考えていきたいと思います。
幸せ体質になる心の習慣
こんな経験はありませんか?
- ファーストフード店で友達がコーラ、自分がアイスコーヒーを頼んで、持ち帰って家でコーヒーだと思って飲んだらコーラを飲んでしまった時、吐き出してしまうほどマズかった。
- 妻が料理が上手で他人からとても美味しいと褒められるのに、妻の料理を美味しいと感じることができず、母が作った料理を食べたくってしまった
- 中部地方で生まれて子供の頃から味噌汁は赤味噌だった。大学で関西一人暮らしを始めたので関西で合わせ味噌の味噌汁を飲んだら「やっぱり味噌汁は赤味噌じゃなきゃ」と思った。
コーラも妻の料理も合わせ味噌の味噌汁も、期待していた味ならすべて美味しいのです。
何か別のものと比べることで、その味と比べておいしくないと感じてしまうだけなのです。
何か(過去に経験したこと)と比べてしまうと「それ自体」の価値がわからなくなってしまいます。
自分が好きなものの特徴を目の前のものに求めると、それを持っていないことで「価値がない」(まずい、みすぼらしい、カッコ悪いなど)と感じてしまうのです。
目の前のもの(人、仕事、状況など)を「価値がない」と感じる時、人は目の前のものを「そのまま」受け入れていないのです。
もし、自分の周りが「価値のないもの」ばかりだと感じているとしたら、「価値がないもの」ばかりがあるのではなく、「価値を見ていない」のです。
もし、幸せを感じる機会を増やして「幸せ体質」になりたいのなら「何かと比べる」のをやめなければなりません。
何かと比べるのをやめて、そのものがもつ「良さ」をみつけられるようになっていく必要があります。
全てのもの(人、仕事、状況など)に長所と短所、良いところと悪いところが共存しています。何かと比べて「ないもの」「足りないもの」を探すのではなく、そのものの「長所」「良いところ」にスポットライトを当てることを心がけましょう。
自分を含めた世界に素晴らしいものがたくさん溢れていることに気づくはずです。
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