自律神経と電子療法
自律神経の乱れが引き起こす様々な不調について先回ご説明しました。
今回は電子療法を用いた自律神経の調え方をご紹介します。
一口に電子療法といっても、超短波(温熱療法)、電位療法(電位、負電荷、高周波)、電流刺激療法(低周波療法:TENS、EMS、マイクロカレントなど)などがありますので、代表的なものを簡単にご紹介します。
自律神経の手軽な調え方
温熱療法で使う代表的な電子治療器は超短波ですが、一般的な家庭にはまず置いていません
それでも自律神経のバランスが崩れた体を温めてあげることは、とても有効な方法ですので、夏場は暑いからと敬遠されがちですが、赤外線治療器や使い捨てカイロなどを使って、お腹と背中、あるいは背骨(頸椎から腰椎)、副腎(腎臓の少し上、背中側)を温めると良いでしょう。
超短波ほど深部を温めることはできませんが、十分な効果を期待できます。
不眠に悩む方や冷たいものや甘いものの取りすぎの方には、特にオススメです。
また夏場は運動不足になりがちです。
運動不足になると全身の血行が悪くなり、自律神経のバランスをを崩しがちです。
ウォーキングやストレッチなどの運動習慣を取り入れましょう。
どうしても運動する習慣をモテない人はEMS(筋肉を鍛える電流)を使って、テレビをみながらなどの「ながら運動」をしてみましょう。
最近はEMSなどもスポーツショップで簡単に手に入りますし、値段も安くなっています。
EMSを使って、お腹や太もも、ふくらはぎ、すねあたりの前脛骨筋などの筋肉を鍛えることで血流が向上し、自律神経のバランスが調います。
手軽でオススメな方法が足裏通電です。
肩こりの解消などに使う低周波治療器(TENS)を足の裏に貼り付けて軽く刺激することで自律神経のバランスを調えることができます。
最近では低周波治療器(TENS)もかなりお求めやすくなっていますので、手頃な低周波治療器を購入して、ぜひお試しください。
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