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認知行動療法

幸せ力講師

ある考え方にとらわれてしまうことで、不眠症になってしまうことがあります。
不眠症の引き金になりやすい考え方の例をいくつか挙げてみましょう。

  • 眠れないと健康を損なってしまう
  • 眠れないと、また失敗が続いてしまう
  • 毎日活動的に過ごすには、絶対に8時間以上眠らなければならない
  • 眠れないから疲れが取れないんだ
  • 睡眠薬がないと、もう眠れない

不眠の認知モデル

このような考え方で頭が一杯になってしまうと、どんどん不安になって、交感神経過剰の状態に体が陥ってしまうので、よけい眠れなくなってしまいます。
眠れないから「こんなことは考えないようにしよう」と思って、無理やり考えないようにしようとすると、逆にその考えにこだわってしまうことになってしまうのです。

ベッドでモンモンとしていると、交感神経の働きがさらに加速度を増して、時計の音、窓の外の光、気温や湿度が気になりだします。
ベッドから起き上がって、時計を毛布でくるんだり、カーテンを閉めり、エアコンを調整するのですが事態は変わりません。
不眠に対する集団認知行動療法の例このような眠れなくなってしまう考えや行動の修正を目指すのが認知行動療法です。
認知行動療法は欧米の研究で7~8割の人に効果がありました。寝つきの悪さ、熟睡感の不足、中途覚醒の回数、総睡眠時間、睡眠満足度などは、認知行動療法終了後1年たっても改善された状態が保たれていました。(睡眠薬を長期間飲んでいる人でも効果がありました)


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奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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