自律神経の働きと心①
「自律神経」という言葉は聞いたことありますよね。背骨の中を通っている神経で、血液循環や内臓、呼吸などを調整しています。「交感神経」と「副交感神経」の2つの神経があって、体の状態に対して交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの役目をしています。
交感神経が優勢なときは興奮状態、副交感神経が優勢なときはリラックス状態にあります。
自律神経がスムーズに働いていれば、血流など体内循環の状態が良いので、食べた物の栄養が血液に乗って全身に運ばれ、細胞1つ1つに必要な栄養素がいき渡ります。ですから自律神経が乱れてしまうと細胞は栄養不足に陥り、食べた栄養はうまく消費されず脂肪に変わって太ってしまったり、疲れやすくなったり、だるくなったり、物が上手く考えられずイライラしたり、やる気が起きなくなったりします。
自律神経の乱れの原因
不規則な生活や腸内環境の悪化、ストレスの継続などが原因になることが原因です。気持ちの変動が激しい(イライラ、不安、緊張etc)、やる気が起きないのは性格のせいではなく自律神経の乱れから来ているかもしれません。
自律神経のチェック表
- 朝の目覚めが悪い
- 寝つきが悪い
- 冷え性である
- 便秘である
- 食事時間が不規則
- 朝食は摂らない
- 疲れやすい
- 頭痛や肩こりがある
- 気力がわかない
- ストレスが継続している
- 緊張している
- 趣味やリラックスの時間がない
ひとつでも当てはまる人は自律神経が乱れている可能性があります。
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