コミュニケーションで幸+する講座２６

手から伝えるメッセージ

人は手からもメッセージを発しています。どんなふうに手を使っているかで人への印象が変わってきます。

親指が自信や権威・威厳・権力を示す指標になることから、手のメッセージは自信やパワーに関するメッセージを多く発しています。親指はその人の自信、威厳、権力示す指標です。手のノンバーバルの意味を理解して、自信、威厳権力を相手に伝えましょう。

フッキング

親指の代わりに他の４本の指をポケットから出すのも、自信・威厳・権力の表現です。

自分が相手より立場が上だとアピールしているのです。ベルトやポケットに親指をひっかけるこの仕草をフッキングといいます。

片手だけをフッキングしてパワーアピールして、フッキングした手と反対側の足を少しだけ上あげことで威圧感を減らして洗練された威厳とパワーをアピールしています。

フッキングはかなりアピール度の強い仕草です。露骨にフッキングをすると下品な感じがしてしまいます。両手でフッキングをすると攻撃的な印象や自信過剰な印象を与えてしまいます。

支配的で傲慢なイメージが強く出て相手から反感をかってしまいますのでフッキングの使い方には配慮が必要です。

絶えず、フッキングをする人は相当の自信家か傲慢な人かうぬぼれ屋の可能性が高いでしょう。しかしフッキングをうまく活用できると傲慢で上から目線の人に対抗しやすくなります。立場が弱い人、いつも言いくるめられてしまう人、自分の意見が上手くいえない人、女性などは適度に活用してみてください。フッキングをうまく活用できると自立した印象をあたえます。

女性であれば、自信や凛としたセクシーさも向上するでしょう。