分けて考えよう
今できることと将来できることを分けて考えることで、今できることに自分が持っているエネルギーを効果的に注ぎ込むことができるようになり、将来の可能性が大きくなります。
ネガティブな感情を生み出す原因の1つとして「今の自分にできないこと」に意識を向け、それをどうにかしようとするというものがあります。しかし「今の自分にできないこと」はどうやっても「やっぱりできない」のです。
それは「役に立たない」だけでなく、ネガティブな感情(感覚)を使い続け強化してしまうことにもなるので、次第に耐えきれなくなっていってしまいます。考えれば考えるほどネガティブな感情が強化されてしまうので、圧倒され疲労困憊して「できること」さえできなくなっていってしまいます。
- 今の自分が影響を与えられる範囲(影響範囲)
- 今の自分が影響では得られないけれど、影響を与えたいと思う範囲(興味範囲)
を分けて考えるという視点を持ってみましょう。
2の場合は、今の自分には影響を与えられないのですから、影響を与えようとするのではなく、「何をすれば影響を与えられる自分になるか?」を考え、それに取り組むようにしましょう。
例えば「今の私の意見は聞いてもらえないけれど、カラーコーディネーターの資格を取ったら聞いてもらえるかも・・」と考えたら、
- その資格の取り方
- その資格の影響力や信頼性
- どうしたらその資格が取れるか?
- どうやったらその時間が作れるか?
- どれぐらい時間がかかりそうか?
などを調べて、「その資格をとれば自分の意見を聞いてもらえるようになる」という確信と、資格を取るためのプランを作りさっそく資格取得に取り掛かりましょう。
できないことをなんとかしようとするのではなく、「今できること」と「今の自分にはできないこと」を明確に分類し、自分の影響力を広げることで自分のできることを増やすことに集中するのです。
「できないことで悩むエネルギー」を「自分の影響力を増大させるエネルギー」として使う習慣を身につけ、できることを増やし、自分の理想へと向かっていきましょう。
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