疲労回復と睡眠
疲労を回復するためには十分に質の高い睡眠をとることが大切です。睡眠中は活発に身体の修復が行われるからです。しかし「夜眠れない」という人は意外に多いようです。ここでは自律神経からみた不眠について考えてみたいと思います。
疲れに交感神経過剰型と副交感神経過剰型があることはこれまでにもお伝えしました。同じように不眠にも交感神経過剰型と副交感神経過剰型の2つのタイプがあります。
自律神経からみた不眠の分類
交感神経過剰型の不眠
毎日の生活で交感神経が過活性になっている時間が長すぎるために自律神経のスイッチングがうまくいかなくなってしまった人の不眠です。
本来なら夕方をすぎると副交感神経が優位になって次第に身体が睡眠モードに入っていくのですが、夜遅くまで働いたり活発に活動する生活が続いたことによって夜になっても交感神経が優位になっているタイプです。強いストレスを抱えているような人もこのタイプにはいるでしょう。交感神経過剰が続いたことで風邪をひきやすくなるなど様々な不調がではじめるのですが、このサインを見落として交感神経過剰型の生活をし続けることで副交感神経への切り替えが上手にできなくなってしまいます。
理想を言えば電気のなかった頃の夜を過ごせると良いのですが・・。なんにしても身体が送る不調のサインに耳を傾け、早め早めのケアを心がけてください。
副交感神経過剰型の不眠
活動量が少なすぎるため夜が眠くならない人です。夜眠くならないので夜更かしすることが増え体内時計が狂ってしまいます。
自律神経のバランスが崩れていくので体調も悪化していきます。
コメント